アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律
アイヌの人々は、古くから北海道などに居住していた民族で、自然と共生し固有の言語であるアイヌ語や伝統儀式、固有のアイヌ模様等、豊かな文化を発展させてきました。
しかし、明治維新後の「北海道開拓」の過程における同化政策により、政府はアイヌの人々に対して、アイヌの生活習慣や様式を無視して日本語の使用や日本式の姓名を名のることを強制しました。その結果、アイヌの人々の経済状況や生活環境、教育水準等は、他の人々と格差が認められるほか、結婚や就職等における偏見や差別の問題が生じています。
このような中、令和元年5月に「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」が施行されました。
本市においても、アイヌ固有の文化や伝統に対する正しい認識と理解を深め、人権尊重の観点から民族の尊厳を尊重する社会の実現を目指し、人種や民族、国籍を問わず、すべての人が安心して自分らしく生きることのできる社会を皆で実現していきたいと考えております。
アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律 [PDFファイル/273KB]
アイヌの人々に対する理解を深めましょう(法務省HP)<外部リンク>