令和6年9月28日(土曜日)、吹上地区の小学生を中心に稲刈り教室を実施しました。
6月に子ども達が植えた苗(もち米)は今夏の暑さにも負けず無事に成長し、黄金色の実を沢山つけてくれました。
「吹上地区グリーンツーリズム推進協議会」(代表:大川徳一さん)の皆さんの指導の下、収穫の喜びを味わうことが出来ました。
普段使うことのない稲刈り用の「のこぎり鎌」の扱いに多少戸惑う姿も見受けられましたが、道具を使いこんでいくうちに少しずつ上手に刈れるようになっていきました。
やはり収穫は楽しいようで、休憩時間にもかかわらず「早く刈ろうよ」と大人をせっつく子ども達も多く、最後の頃は株を取り合い、予定よりも20分も早く稲刈りが終了する事態に。
刈り取り終了後きれいに平らになった田んぼにて、協議会の方たちが作ってくださったカレーライスを保護者も交えて皆でいただきました。
子ども達は働いた後の達成感に加え、田んぼならではの解放感もあり、大好きなカレーが更に美味しく感じたようです。
「米不足」がニュースになった令和6年の秋。
講師の方が、米作りの大切さについて、民謡の「米節」を例にして子ども達に説明してくださいました。
お米が食卓にあがるまでには「八十八」の手間がかかると云われていますが、子ども達も今日の作業を通して、その一部を学ぶことが出来たように思われました。
農業体験も次回が最終回。
今回収穫した「もち米」を用いた「餅つき体験」を12月に実施する予定です。
(写真は参加者、および保護者の了解を得たうえで撮影・掲載しています)