お子さんの目は、3歳までに急激に発達し、6歳頃に0.8以上の視力を持つようになります。6歳頃までに正しく脳の視覚領域が発達しなければ、弱視(眼鏡やコンタクトをしても視力が出ないこと)になってしまいます。目の異常を早期に発見し、適切な治療を開始できれば視力の回復が見込めます。そのため早期発見・治療がとても大切です。
しかし、乳幼児期は見えにくさを自覚していないことが多く、家族も気がつきません。
屈折測定機器を使用し、眼のピントが合うために必要な度数(屈折)を調べます。検査時間は約30秒~1分程で終了します。椅子に座り、機器と対面する方法で行います。
機器を使用することで弱視や斜視の発見率が高まります。
近医の眼科を受診して、精密検査を受けましょう。
精密検査では、視力・屈折・眼位・角膜・水晶体・眼底などに異常がないか調べます。
お子さんの目の病気は、本人が不自由に感じていないことが多く、治療が手遅れになってしまうことがあります。屈折検査で異常を指摘されたら、必ず眼科を受診しましょう!
※詳しくは、3歳児健診の事前通知や当日に説明いたします。