ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
栃木市渡良瀬遊水地Web トップページ ハーツ姫のつぶやき > 2017年 > Hearts姫のつぶやき♪vol.25(2017年11月号)  “秋の遊水地”

Hearts姫のつぶやき♪vol.25(2017年11月号)  “秋の遊水地”


秋の遊水地をご紹介します

秋が深まって、段々と肌寒くなってきたわね。

みなさん、秋のヨシ原は見たかしら?

一面のヨシ・オギが花穂を出し風にそよいでいるわ。

枯草色に変化していく季節 全体が草紅葉になり、そのあとは冬枯れのヨシ原に変わっていくの。

四季の移り変わりを色で感じられるわ。

そして、春から続いた花のリレーも終盤よ。

この時期、ハートランドには、コセンダングサ(キク科)の花が咲いているわ。

黄色い花をしていて、咲いた後、花火のように徐々に開きながらタネが熟するの。

「ひっつき虫」とも呼ばれるタネには返し付きのトゲがあって、動物などによくくっついて運ばれていくの。

他にも、ヨシ原で最も普通に見られるマメの仲間ツルマメ(マメ科)は、8月~9月頃小さいながらも美しい色の花をつけるのよ。

ツルマメの花の画像

今の時期(10月~11月頃)は、小さな枝豆のような実がたくさんなっているわ。

ヨシ原で耳を澄ますとツルマメの実が開く “ピキッ” とか “チキッ” という小さな音が聞こえてくるかも?

その勢いでなんと自力でタネを飛ばすの!小さいながらも心地よい音よ

「イシミカワ」や「ワタラセツリフネソウ」は、秋遅くまでには地上部はすべて枯れてしまい、タネが冬を越すの。

みんな、来年もきれいなお花を咲かせるために、一生懸命種タネを残しているのね。

イシミカワの青い実の画像はじけ飛ぶワタラセツリフネソウの種の画像

そして、冬鳥たちも姿を見せ始めているわ!シンボルバードのチュウヒにも出会えるかもしれないわね。

チュウヒの画像

野鳥観察にオススメなのが、史跡保全ゾーンの入口にあるウォッチングタワーよ!

ウォッチングタワーの画像

周りが広く開いているので、いろいろなアングルから撮れると評判が良いの。

空気が澄んで、遠くまで見渡せる秋。皆さんもバードウォッチングを楽しんでみてはいかが?

それとね 11月20日まで渡良瀬遊水地フォトコンテストの作品を募集しているの!

ぜひカメラを持ってきてね。素敵な写真の応募、待ってるわ

では、また来月ね。

ハーツよりの画像ハーツより
※第18回渡良瀬遊水地フォトコンテストは終了しました。