最近の渡良瀬遊水地は、夏鳥の歌声がとってもにぎやか!
あちこちから「カッコウ、カッコウ」と聞こえてくると、春の終わり、そして夏の始まりを感じるわね。
今一番元気に鳴いているのはオオヨシキリかしら。
「ギョギョシ、ギョギョシ、ギョギョギョギョ」
とっても特徴のある声で鳴いているわ。
そのにぎやかな鳴き声から、別名「行々子(ぎょうぎょうし)」とも呼ばれ、俳句では夏の季語とされているんですって。
江戸三大俳人の一人、小林一茶は
「行々子口から先に生まれたか」
とそのにぎやかさを詠んだそうよ。
そんなオオヨシキリが懸命に鳴いているのは、雌へのアピールのため。
体長18cmの小さな体で、大きな口を開けて一生懸命鳴いている姿を見ると、「がんばれ!」って応援したくなっちゃうわね。
そのほかにも、渡良瀬遊水地ではいろいろな鳥たちの歌声が聞こえるわ。
どんな声が聞こえるか、外で耳をすませてみてね。
鳥を観察したり、外で活動したりするときは、熱中症に気をつけてね!
それと、ハーツから大切なお知らせ!
渡良瀬遊水地ハートランドは、7月3日で、ラムサール条約湿地に登録されて6年目の記念日を迎えます。
国際的に認められた貴重な自然環境を守り、未来につなげるため、渡良瀬遊水地ハートランドでは、これまで様々な環境保全・再生活動、そして普及・啓発活動をしてきました。
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございます!
これからも渡良瀬遊水地の守り人の輪を広げるため、7月・8月は「PR強化月間」として、いろいろなイベントを企画しています!
初めての方も、リピーターの方も大歓迎です。
たくさんの方々の参加をお待ちしてます。
ハーツより