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ナイツクラブ通信vol.25


ナイツクラブ通信vol.25

 あたたかな日が増えてきましたね♪
 3月下旬の渡良瀬遊水地の土手には菜の花が咲きほこり、色鮮やかな季節が到来しました。
 ヨシ原では、そこかしこで春の息吹を感じることができます。
 ぜひお散歩やサイクリング、デイキャンプ、自然の中でのひと時をお楽しみください。

ヨシ焼きを終えた渡良瀬遊水地

ヨシ焼きの翌朝(第2調整池)3月4日に行われた「ヨシ焼き」。

今年は天候にも恵まれ、ヨシ原1,500haの約8割(1,200ha)を焼却しました。

一面真っ黒の絨毯が広がっていますが、これから春の植物たちが次々と芽吹きます。 

 

 

干し上げを終えた谷中湖

干し上げ中の谷中湖谷中湖の湖底を天日干しすることで、カビ臭発生の原因となる植物プランクトン等を減らして水質の保全を図る「干し上げ」

2月28日に干し上げ水位となり、谷中湖の80%が陸地となっていましたが、3月20日から満水に向けて貯留を始めました。

谷中湖に貯める水の量は2,640万立方メートル(東京ドーム21杯分)!水深は約6.5メートルになります。

←干し上げ中の谷中湖では、漁協の方が罠を仕掛けて漁をしている様子が見られました。 

 

現在の渡良瀬遊水地

渡良瀬遊水地でみられる動植物

ノウルシの画像

ノウルシ(準絶滅危惧種)

渡良瀬遊水地の春を代表する植物。
茎を切ると漆のような白い汁が出てきます。
(かぶれ注意!)

ヒメオドリコソウの画像

ヒメオドリコソウ

史跡保全ゾーンで群生を見ることができます。
ホトケノザとの違いを探してみては?

ヒバリの画像

ヒバリ

春になると、ヨシ原から上空に飛び立つ姿がよく見られます。
頭部の飾り羽(冠羽)が特徴。

ヒレンジャクの画像

ヒレンジャク

長い冠羽と尾羽の先端の赤色が特徴的です。
今年は史跡保全ゾーン周辺でよく見られるようです。