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美術館で職場体験!
6月11日(水曜日)に栃木西中学校の生徒3名が美術館・文学館での職場体験にやってきました。美術館を見学して、監視業務や広報活動を体験していただきました。広報活動では、企画展「大広重展 ―東海道五拾三次と雪月花 叙情の世界―」で展示されている作品の中から1つ“推し”作品を選んでもらい、見どころを挙げてもらいましたので、ご紹介します。
歌川広重《東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景》
・空の方がうっすらと赤みがかかっており、空が赤くなったら働き始める様子が見てとれるところ(実際に午前4時)
・日本橋という橋は多くの人が生活する上で通る、交通の要しょうと見てとれるところ
・大名行列がいざ京へむけて十数日ほどの長旅のスタート地点としてかなりにぎわっていることが見てとれるところ
歌川広重《東海道五拾三次之内 濱松 冬枯ノ図》
・奥に城がうつっているところ
・真ん中にけむりが上がっているところ
・真ん中にわくからはみだすほど大きな杉の木があり、その下で人が休んでいるところ
・空のグラデーション
歌川広重《京都名所之内 通天橋ノ紅楓》
・もみじやイチョウの葉があり、秋を感じ、お花見をするみたいに人があつまって何かを食べていて、楽しく話しているのが感じられる。
・くさが赤、黄色、緑になっていてより秋を感じる。空が暗いため夜になっているのが感じられる。
作品をじっくり見て、自分なりの“推し”ポイントを紹介してくれました。
皆さんもよかったら、生徒さんが挙げてくれた推しポイントを参考に作品を見てみてください。
企画展「大広重展 ―東海道五拾三次と雪月花 叙情の世界―」は6月15日(日曜日)まで。
※14日、15日は「県民の日」のため観覧料無料。