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栃木市立美術館企画展「没後80年 清水登之」開催のお知らせ

更新日:2024年12月4日更新 印刷 大きく印刷
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没後80年 清水登之

 1887(明治20)年、栃木県下都賀郡国府村大塚(現在の栃木市大塚町)に生まれた清水登之は、20歳で単身渡米し、さまざまな労働で生活の糧を得ながら美術を学びました。1917(大正6)年にニューヨークに移り、アート・スチューデンツ・リーグでは指導を受けたアメリカ美術界の重鎮ジョン・スローンから高く評価されています。1924年にパリに移り、同地を拠点にヨーロッパ各地を旅し、哀歓にあふれた庶民の暮らしをユーモラスに描きました。
 1927(昭和2)年1月、20年間に及んだ外国生活を終えて帰国、故郷栃木に生きる人々の暮らしや、急速に変化する東京近郊の風景と生活を描いています。1932年には中国に渡って上海事変を取材、その後、中国各地や東南アジアで戦争に取材した作品を数多く制作しました。それらの作品にはいわゆる戦争記録画だけでなく、戦火に追われる民衆を描いた大作なども含まれています。1945年、疎開中の栃木の生家で愛息育夫の戦死の報せを受け、その年の12月に急病のため生家で死去しました。
 本展覧会では20世紀前半の日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを舞台に活躍した画家の生涯と画業を約60点の作品により回顧します。また同一の主題による作品を複数制作していることに注目し、画家の日記等から判明する制作の事情を紹介します。

没後80年 清水登之展チラシ表没後80年 清水登之展チラシ裏
没後80年 清水登之展チラシ [PDFファイル/425KB]
没後80年 清水登之展作品リスト [PDFファイル/96KB]

会期

2025(令和7)年1月11日(土曜日)~3月20日(木曜日・祝日)

観覧時間

午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

一般/大・高生 800(640)円/中学生以下無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介助者1名は無料
*( )内は20名以上の団体料金
*企画展の料金で、収蔵品展を無料観覧できます

休館日

月曜日(祝日の場合は開館)、1月14日(火曜日)、2月12日(水曜日)、2月25日(火曜日)

主な作品

清水登之《水兵のいるカフェ 》
水兵のいるカフェ、1926(大正15/昭和1)年、カンヴァス・油彩、東京都現代美術館
清水登之《ヨコハマ・ナイト》
ヨコハマ・ナイト、1921(大正10)年、カンヴァス・油彩、横浜美術館

主催

栃木市教育委員会、栃木市立美術館

後援

朝日新聞宇都宮総局、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、東京新聞宇都宮支局、毎日新聞宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局、NHK宇都宮放送局、株式会社エフエム栃木、ケーブルテレビ栃木、株式会社とちぎテレビ、株式会社栃木放送

助成

・公益財団法人朝日新聞文化財団
・芸術文化振興基金
芸術文化振興基金

栃木市立美術館・文学館企業等サポーター

滝沢ハム株式会社、栃木信用金庫、株式会社ホンダカーズ栃木中央、株式会社呉光製作所、トヨタホーム株式会社栃木事業所、ケーブルテレビ株式会社、とちぎ行政書士法人

会場

栃木市立美術館 展示室A・B

図録

企画展「没後80年 清水登之」 価格1,600円

関連イベント

連続講座

テーマ「清水登之 その生涯と画業」
  月日 タイトル 時間
第1回 1月26日(日曜日) 「栃木から単身アメリカへ」 各回共に14時~15時30分
第2回 2月 2日(日曜日) 「苦悩と歓喜のニューヨーク」
第3回 2月16日(日曜日) 「パリの日々」
第4回 2月23日(日曜日・祝日) 「昭和日本への帰国」

講師=杉村浩哉(栃木市立美術館館長)
場所=きららの杜とちぎ蔵の街楽習館(栃木市市民交流センター)4階 講義室
対象=どなたでも(小学生以下は保護者の同伴必須)
定員=各回45名(要事前申込、先着順)
参加費=無料
申込開始日=令和7年1月11日(土曜日)10時~
申込方法=電話 0282-25-5300
その他=1回だけの参加も可能です。お申し込み時にご希望の参加回をお知らせください。

ワークショップ「油絵を描いてみよう」※受付を終了しました

登之のように油絵の具を使って油絵を描いてみませんか?油絵を初めて描く方向けのワークショップです。
日時=2月9日(日曜日)10時~12時
講師=林美希氏(栃木県立小山城南高等学校)
集合場所=多目的室
対象=小学生以上(小学生は保護者の同伴必須)
定員=12名(事前申込制、先着順)
材料費=1人 1,000円(キャンバス、絵の具代等)
申し込み開始日=令和7年1月11日(土曜日)10時~
申込方法=電話 0282-25-5300

ワークショップ「麻紙漉き」※受付を終了しました

かつて栃木市の特産品だった麻で、紙を漉きます。
日時=3月2日(日曜日)10時~11時
講師=野州麻紙工房
場所=多目的室
対象=小学生以上(小学生以下は保護者の同伴必須)
定員=15名(事前申込制、先着順)
参加費=1,100円(材料費込)
申込方法=電話
申し込み開始日=2月2日(日曜日) 10時~

学芸員によるギャラリートーク

日時=1月11日(土曜日)14時~ 30~40分程度
集合場所=展示室A
対象=どなたでも(小学生以下は保護者の同伴必須)
参加費=無料(当日の企画展観覧券が必要です)

学芸員によるキッズギャラリートーク

日時=2月15日(土曜日)14時~14時30分
集合場所=展示室A
対象=小学生(保護者の同伴必須)
参加費=無料(保護者は当日の企画展観覧券が必要です)

トーク「栃木の麻」

麻農家の方に、栃木の麻についてと、生産者から見る《大麻収穫》について解説いただきます。
日時=3月2日(日曜日)11時30分~12時
講師=大森芳紀氏(麻農家8代目)
集合場所=多目的室
対象=どなたでも(小学生以下は保護者の同伴必須)
参加費=無料(当日の企画展観覧券が必要です)

★家庭の日★ 学芸員とトークで観察(対話型鑑賞)

作品を見ながら、思ったこと、感じたことを自由に話してみましょう。

日時=1月19日(日曜日)11時~11時30分
集合場所=多目的室
対象=小学生
参加費=無料(「家庭の日」子ども1名につき保護者2名まで無料)

毎月第3日曜日は「家庭の日」

 家族みんなで過ごす機会をできるだけ多くもつことで、絆を深め、明るく楽しい家庭づくりを進めるきっかけとするために、栃木県では毎月第3日曜日 を「家庭の日」と定めています。

 毎月第3日曜日はふれあい育む「家庭の日」(栃木県公式ホームページ)<外部リンク><外部リンク>

中学生以下の子どもの同伴者は観覧無料!(子ども1人につき2人まで)

 栃木市立美術館・文学館では、「家庭の日」における優待制度として、中学生以下の子どもの同伴者は観覧料を無料としています。
 第3日曜日は家族みんなで、美術館・文学館にお越しください!

企画展開催中の第3日曜日

1月19日、2月16日、3月16日

家庭の日

家庭の日チラシ [PDFファイル/117KB]

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