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≪報告≫キックオフ・プロジェクト とちぎを藍で染める―第3回 藍の葉のたたき染め―を開催しました
≪報告≫キックオフ・プロジェクト とちぎを藍で染める―第3回 藍の葉のたたき染め―を開催しました
7月3日(日曜日)にキックオフ・プロジェクト とちぎを藍で染める―第3回 藍の葉のたたき染め―を開催しました。
今回は、第1回で種を植えた藍を、いよいよ使います!
★第1回(5月5日)のワークショップの様子についてはこちら
★第2回(6月12日)のワークショップの様子についてはこちら
まずは、講師の名取初穂先生(國學院大學栃木短期大学准教授)より、藍のたたき染めのルーツについて教えていただきました。
藍や藍染は、古典文学にも登場してくるそうです。
お話を聞いた後は、たたき染めはどんなふうに染めるのか、名取先生が作られた作品を見せていただきながら教えていただきました。
名取先生はこの日、ご自身でたたき染めされたお洋服を着ていらっしゃいました。ステキですね。
たたき染めのやり方について学んだあとは、早速挑戦です!
まずは、藍を摘みにいきます。
5月5日に種を植えた藍は、約2カ月経ってとても大きく成長しました。
2、3節残して茎から数本摘み取ります。
部屋に戻ったら、コースターにたたき染めをしました。
強さを調節しながら、少しずつたたいていきます。
時々葉をめくってみて、色がついているかも確認します。
たたいているとマスクをしていても藍草が香ってきました。
次はコースターよりも大きな、ランチョンマットに挑戦です!
食事の時にテーブルに敷くランチョンマット。
お料理を並べた様子を想像したり、どんなデザインにするか考えながら作業を進めます。
今回は布描きクレヨンも用意して、絵を描いたり、自分の好きなもようを描いて作品を作ってもらいました。
会場の中は、木づちや金づちの心地よい音が響いていました。
ワークショップでできあがった作品は、11月3日からキックオフ・プロジェクトの成果展で展示します。
どんな作品に仕上がったのか、ぜひ見に来てください!