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≪報告≫キックオフ・プロジェクト とちぎを藍で染める―第3回 藍の葉のたたき染め―を開催しました

更新日:2022年7月13日更新 印刷 大きく印刷
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≪報告≫キックオフ・プロジェクト とちぎを藍で染める―第3回 藍の葉のたたき染め―を開催しました​​

7月3日(日曜日)にキックオフ・プロジェクト とちぎを藍で染める―第3回 藍の葉のたたき染め―を開催しました。
今回は、第1回で種を植えた藍を、いよいよ使います!
 ★第1回(5月5日)のワークショップの様子についてはこちら
 ★第2回(6月12日)のワークショップの様子についてはこちら

まずは、講師の名取初穂先生(國學院大學栃木短期大学准教授)より、藍のたたき染めのルーツについて教えていただきました。
藍や藍染は、古典文学にも登場してくるそうです。

藍のたたき染めのルーツについて 藍のたたき染めのやり方について

お話を聞いた後は、たたき染めはどんなふうに染めるのか、名取先生が作られた作品を見せていただきながら教えていただきました。
名取先生はこの日、ご自身でたたき染めされたお洋服を着ていらっしゃいました。ステキですね。

藍のたたき染めの作品鑑賞 藍のたたき染めのやり方について 

たたき染めのやり方について学んだあとは、早速挑戦です!
まずは、藍を摘みにいきます。
5月5日に種を植えた藍は、約2カ月経ってとても大きく成長しました。
2、3節残して茎から数本摘み取ります。

​ 藍の葉の摘み取り 摘み取った藍の葉を手に持つ参加者

部屋に戻ったら、コースターにたたき染めをしました。
強さを調節しながら、少しずつたたいていきます。
時々葉をめくってみて、色がついているかも確認します。
たたいているとマスクをしていても藍草が香ってきました。

コースターにたたき染めをする参加者  たたき染めをしたコースターの完成

次はコースターよりも大きな、ランチョンマットに挑戦です!
食事の時にテーブルに敷くランチョンマット。
お料理を並べた様子を想像したり、どんなデザインにするか考えながら作業を進めます。
今回は布描きクレヨンも用意して、絵を描いたり、自分の好きなもようを描いて作品を作ってもらいました。

会場の中は、木づちや金づちの心地よい音が響いていました。

ランチョンマットにたたき染めをする親子 ランチョンマットに布描きクレヨンでお絵描きする子ども 

ランチョンマットにたたき染めをする親子3 完成したランチョンマット  

完成したランチョンマットを見せてくれるご夫婦 完成したランチョンマットを見せてくれるお祖母さんとお孫さん 

完成したランチョンマットとコースターを見せてくれる一般参加者の方 布描きクレヨンも使って作ったランチョンマットを見せてくれる姉妹

ワークショップでできあがった作品は、11月3日からキックオフ・プロジェクトの成果展で展示します。
どんな作品に仕上がったのか、ぜひ見に来てください!