とちぎクリーンプラザ基幹的設備改良工事の進捗について
工事の背景・目的
とちぎクリーンプラザは、平成15年3月の稼働開始から長期間が経過し、広範囲にわたり各設備・機器の経年劣化が進んでいます。このため、老朽化した設備の交換・補修等を一体的に行い施設の延命化を図る基幹的設備改良工事を実施しています。
工事の効果
・ごみ焼却施設が工事完了後から更に約12年間稼働可能となります。
・設備、機器の更新に伴う省エネルギー化などにより、二酸化炭素排出量を3%以上削減するこ
とができます。
工事概要
工事概要については とちぎクリーンプラザ基幹的設備改良工事について をご参照ください。
工事の進捗
令和5年度及び6年度 工事進捗状況
施工前 | 施工後 | 状況 |
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【ごみ投入扉】 ごみを溜めるところの入口であり、車両が来たら扉が自動で開閉します。 |
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【混練機】 集じん器などで回収した飛灰には特に有害な物質が含まれていますので、本装置の中に薬剤を注入して混合し、有害物質を閉じ込めます。 |
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【水砕槽】 灰を溶融処理した高温のスラグを冷却する装置です。 |
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【焼却装置】 ごみは焼却炉の中にある焼却装置の上で移動しながら燃え、徐々に燃えていき灰になって排出されます。
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【溶融炉】 高温で灰を溶融処理して再利用できるスラグを製造する装置です。 |
【粗破砕機用供給コンベヤ】 不燃、粗大ごみを破砕機に供給するコンベヤで、更新によりごみを安定的に運搬できるようになりました。 |
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【金属圧縮機】 回収したカンやビンを圧縮してリサイクル可能なかたちに成形する装置です。 |
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【外壁】 築20年が経過し、建物も各所に老朽化が目立ってきましたので、外壁を塗装し直して周囲との調和を維持します。 |
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紹介している写真は、基幹的設備改良工事の一部になります。
工事期間中のごみの搬入について
工事期間中も通常どおりごみの受け入れを行います。
なお、場内通路の一部が狭くなる場合がありますので、引き続き、ご協力をお願いします。