新しい認知症観を知っていますか?
認知症に対する考え方を新しくしませんか?
新しい認知症観とは、「認知症になってからも、一人一人が個人として、できること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間等とつながり、希望を持って自分らしく暮らし続けることができる」という考え方のことです。
古い認知症観 | 新しい認知症観 |
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・他人ごと、目をそらす、先送り ・何もわからない、できなくなる ・本人は話せない/声を聞かない ・おかしな言動で周りが困る ・危険重視 ・周囲が決める ・本人は支援される一方、負担の存在 ・地域で暮らすのは無理 ・認知症は恥ずかしい、隠す ・暗い、萎縮、あきらめ |
・わがこと、向き合う、備える ・わかること、できることが豊富にある ・本人は声を出せる/声を聞く ・本人が一番困っている ・あたりまえのこと(人権)重視 ・本人が決める(決められるように支援) ・本人は支え手でもある ・地域の一員としてともに暮らす ・認知症でも自分は自分、自然体で ・楽しい、のびのび、あきらめず |
(※「認知症地域支援推進員活用ガイド2023年3月版」を元に作図)
認知症は、誰もがなりうる病気です。
後ろ向きな他人事ではなく、前向きな自分事として捉えてみませんか?
認知症の方やその家族の気持ちに寄り添い、ともに支え合える社会をつくっていきましょう。