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悪質な屋根の点検商法にご注意ください!

印刷 大きく印刷 更新日:2023年7月19日更新
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悪質な屋根の点検商法にご注意ください!

 「ご近所でリフォーム工事をするのでごあいさつにきた」「ご近所の工事期間中に車を停めさせてほしい」などと事業者が突然訪問し、「お宅の屋根瓦がずれている」「このままでは雨漏りして大変なことになる」などと不安をあおられて高額な契約をしてしまった、という相談が多数寄せられています。

点検商法とは

 屋根や床下を「無料で点検します」と、事業者が突然自宅を訪問し、「このままでは大変なことになる」などと不安をあおられ、不要不急の住宅リフォーム工事や建物清掃サービスをさせられたというトラブルです。

事例1

 業者が屋根に上り、点検後に不具合箇所の写真を見せ、工事を急かされた。高齢の両親は突然の話に不安になり、契約書にサインしてしまった。業者が撮った写真が自宅の屋根かどうかも疑わしい。

事例2

 「火災保険を利用して屋根を修理しないか」と業者が訪れ、「保険の範囲内で修理する、自己負担はない」と言われ契約した。保険会社から、2年前の台風で壊れたというように指示されたが、後日、保険会社から「経年劣化なので保険金は支払えない」と言われた。保険金は支払われず、高額な工事費だけが残ってしまった。

事例3

 突然訪問にきた業者に無料で屋根を点検してもらった。その後、不安になり別の業者に屋根を再点検してもらったところ、故意に瓦を壊された痕跡が見つかった。故意に屋根を壊し、雨漏りが目立つようになった頃に再度訪問し、高額な工事費を請求するようだ。

 

トラブルにならないために

・突然訪問に来た業者に点検させないようにしましょう。

・点検商法は、不意打ち性が高く、冷静な判断ができずに契約に至ってしまうケースがあります。業者に急かされてもすぐに契約せず、複数の業者から見積もりをとりましょう。

・経年劣化した部分の修理は、火災保険の保険金は支給されません。保険会社に申請する際に、嘘の説明をするように言われた時は、きっぱりと断りましょう。

・不安に思ったり困ったときは、【消費者ホットライン 局番なし188(いやや)】 か、市消費生活センターにご相談ください。

 

点検商法は、高齢者のトラブルが特に多いことから、被害を防ぐにためには、家族や近所の人など周囲の協力が重要となります。日頃から、高齢者本人の居宅や居室の様子、言動や態度に注意を向け、少しでも異変を感じたら、声掛けすることも被害防止には大切です。

見知らぬ人が訪ねてきたら、相手方の身分をよく確認するようにしましょう。

 

問い合わせ先

 市消費生活センター 電話番号 0282-23-8899

 相談受付時間 午前9時から午後4時まで(第2・4・5金曜除く)

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