特定外来生物セアカゴケグモにご注意ください
セアカゴケグモが栃木市内で確認されました
令和6年4月1日、特定外来生物であるセアカゴケグモが栃木市内で発見されました。
特徴
成熟したメスの体長は約0.7~1cmで、全体が光沢のある黒色、腹部と背面に目立った赤色の縦条(縦方向に帯状の模様)があります。
(写真:栃木県ホームページ)
生息場所
プランターの底、エアコン室外機の裏、庭に置いた靴の中など日当たりの良い暖かい場所にある物陰やすき間に営巣します。また、屋外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等に付着して屋内に持ち込まれる可能性があります。
予防
セアカゴケグモは強い毒を持っていますが、攻撃性は高くなく、素手で触らない限り咬まれることはないと言われています。見つけても、素手で捕まえたり、さわらないように気をつけてください。
屋外で作業する場合には、手袋を着用することが予防となります。
栃木県内ではまだ単発的な確認のみであり、定着はしていませんが、大阪府、三重県、兵庫県、和歌山県、奈良県では定着が確認されていますので、これらの地域から資材等を持ち込んだ際には、特に注意が必要です。
駆除
駆除する場合は、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の物理的な方法でもかまいません。
※ピレスロイド系は、一般的に多くの殺虫剤に使われている成分です。ご購入の際は、クモ用、不快害虫用などの殺虫剤をお探しください。
問合せ先
県南環境森林事務所
0283-23-1441
参考
栃木県ホームページ<外部リンク>
環境省注意喚起チラシ<外部リンク>