重症熱性血小板減少症候群(SFTS)にご注意ください
人にも動物にも感染し、生命にかかわる病気が急激に広まっています
マダニからうつる病気「SFTS:重症熱性血小板減少症候群」に感染した動物(ペット)が、栃木県内でも確認されています。
なお、動物が発症すると、主に次のような症状が現れます。
・いつもより熱っぽい(発熱)
・食欲の低下、下痢や嘔吐(消化器症状)
・皮膚や白目(強膜)が黄色い(黄疸)
このような症状が出た場合は、まずは動物病院に電話で連絡をお願いします。
(動物病院に到着したら、車中から受付に電話をして指示をあおいでください。ほかの動物と接触・交流しないでください。)
飼い主さんが気を付けること
〇マダニの予防を必ずおこなうこと。
・動物病院に相談するとお家のペットに適切な薬が処方されます。
・内服薬、背中への滴下剤など複数の製剤があります。
〇身近な場所にマダニが生息しています。
・山林などの野生動物がいる場所に多く生息しています。
・住宅地でも草むらなどに生息しています。
・犬猫が屋外に出たら、予防をしていない限り、寄生すると思ってください。
〇皮膚にマダニを見つけたら
・動物の皮膚にマダニを見つけたら、動物病院に連絡してください。
・マダニをつぶしたり、無理に引っ張ったりしないでください。
参考
厚生労働省:「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について」<外部リンク>
栃木県:「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)にご注意ください」<外部リンク>




