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がん検診で「要精検」になったら必ず精密検査を受けましょう

印刷 大きく印刷 更新日:2021年12月20日更新
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精密検査は本当に必要なの?

集団検診などの一次検査で「要精検」になった場合、がんなど病気の疑いがあります。
がんは放っておくと進行して、症状が出てからでは手遅れになる場合がありますが、早期の発見・治療を行えば怖い病気ではありません。
「症状がないから」、「健康だから」と自己判断せずに、精検になったら必ず医療機関で精密検査を受けましょう。

精密検査受診の流れ

1.医療機関に予約をする

まずは医療機関に予約をします。
何のがん検診の精密検査を受けたいのかを伝えて、精密検査ができるかどうかを確認してから予約しましょう。

栃木県では、「大腸がん」、「肺がん」、「乳がん」、「子宮がん」について「がん検診精密検査医療機関登録制度」を設けています。
こちらは、がん検診を受診した結果、精密検査が必要とされた方が医療機関を選択しやすいよう、一定の基準を満たす医療機関を登録するものです。
かかりつけ医がいない、どこで受診すればいいかわからない時の参考にしてください。

登録されている医療機関であっても、医療機関の状況によっては受診できないこともありますので、必ず事前に医療機関に確認をしてから受診しましょう。

登録されていない医療機関でも精密検査が受けられる医療機関であれば、どこで受けても構いません。

栃木県がん検診精密検査医療機関<外部リンク>

2.精密検査を受診する

医療機関で精密検査を受診します。
結果に同封されていた紹介状と健康保険証を必ず持っていきましょう。

3.結果を聞く

精密検査の結果を聞きます。
がんやその他の疾患が見つかった場合、治療をしましょう。
精密検査の結果、異常がなかった場合でも定期的に検診を受けましょう。

精密検査って何をするの?

主ながんの精密検査内容の例を紹介します。

胃がん検診

内視鏡検査による精密検査などがあります。

肺がん検診

まず胸のX線検査(レントゲン検査)とCT検査を行います。
がんの疑いがある場合は気管支鏡検査や肺生検などを行います。

大腸がん検診

大腸内視鏡検査などがあります。
便潜血検査は精密検査にはならないので注意してください。

子宮頸がん検診

細胞診の判定により、細胞診の再検査やHPV検査が行われます。
前がん病変の疑いがある場合は、コルポスコピーという内視鏡検査が行われます。

乳がん検診

しこりが良性か悪性(がん)かを診断するために、マンモグラフィーによる精査や乳腺の超音波検査をします。
場合によっては、MRI検査、CT検査を行います。
がん細胞を確認するために、しこりに細い注射針を刺して細胞を吸い取って調べる穿刺吸引細胞診や針生検も行われます。

参考:公益財団法人日本対がん協会<外部リンク>

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