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【特別警戒情報発信中】ノロウイルスによる食中毒

印刷 大きく印刷 更新日:2024年12月20日更新
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 ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、1年を通して発生しますが、特に冬に流行します。
 ノロウイルスにはワクチンや特効薬がなく、治療は対症療法に限られます。手洗いや消毒などで予防しましょう。

ノロウイルスとは

感染力が強く、人の腸内で増えて胃腸炎症状を引き起こすウイルス

 多くは、感染から1~2日で、おう吐や下痢・発熱などの症状が出ます。
 感染しても症状が出なかったり、風邪のような症状しかでないこともあります。症状が出なくても、感染するとノロウイルスを便中に排出しているため、気づかず他の人にうつす可能性がります。

 健康な方は軽症で回復することが多いですが、子どもやお年寄りなどは重症化したり、吐いた物を誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。

感染しない・させないために

感染経路

 手指や食品を介して、主に経口で感染

対策

  • 石けんを使ってこまめに手を洗う(石けんは、手の脂や汚れを落とすことで、ウイルスを洗い流しやすくします)。
  • 調理器具は、洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム液(塩素濃度200ppm)で5分以上浸す(家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤を希釈して代用可)。
  • 二枚貝を含む食品は、十分に加熱してから食べる(中心部が85℃以上、90秒以上の加熱が必要)。
  • 下痢やおう吐などの症状があるときは、食品を直接取り扱う作業は避ける。
  • 感染源になりやすいトイレは、清掃消毒を実施して衛生的に管理する。

参考情報

冬がピーク!ノロウイルスによる食中毒にご注意ください(栃木県)<外部リンク>
ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)<外部リンク>
ノロウイルス感染症とは(国立感染症研究所)<外部リンク>

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