ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 生涯学習課 > 令和6年度広報とちぎ(アシストネット掲載記事)

令和6年度広報とちぎ(アシストネット掲載記事)

印刷 大きく印刷 更新日:2025年8月1日更新
<外部リンク>

各地域の取組を紹介しています!

4月号「栃木市文化マイスターによる学習支援」

 ある小学校では、栃木市文化マイスターの方が図画工作の授業で水墨画の指導を行っています。
 授業でははじめに、文化マイスターの方が黒板にチョークを使って、水墨画の描き方についての基本的なことを説明します。そして子ども達は、実際に筆を使って、水の含ませ方や墨のつけ方、濃淡のつけ方を練習します。
 子ども達は、初めて水墨画を描くのに緊張し戸惑いがありましたが、文化マイスターの方から優しく丁寧に教えていただき、お手本を見ながらバランスを考え、それぞれの感性を生かして、素敵な作品を仕上げました。
水墨画指導 水墨画指導2

6月号「環境ボランティア」

 ある小学校では、地域の方々が廊下や多目的室の壁面の装飾を毎月行っています。春は桜、夏は花火、秋はお月見や七五三、冬にはクリスマスやお正月など、季節感あふれる素敵な飾り付けとなっています。時には、子ども達が自分の顔を描いた絵を折り紙に加えて掲示することもあり、子ども達はとても楽しみにしています。校舎内の壁面が飾られることで潤いのある環境が整備され、児童や先生方はもちろん、学校を訪れる方々も明るく温かい気持ちにしています。
 アシストネットは、授業中の学習支援だけでなく、掲示物の作成や除草作業、庭木の剪定、校内の消毒作業などの環境整備でもボランティアが活躍しています。このことにより、教職員の負担が軽減され、児童生徒と向き合う時間の増加にもつながっています。

寺尾小

8月号「鉋(かんな)がけのゲストティーチャー」

 ある中学校の1年生は、技術科での部品加工(木工)で、一枚板を切り出して本棚や箱、小物入れを製作しています。その1コマで地域にある工務店の方から木材の表面を削り滑らかにするための鉋がけの仕方を学習する授業があります。
 生徒達は、鉋の歯の出具合を調整する方法や鉋がけのスピード等、実演を交えたお話を熱心に聴き、教えられたとおりに鉋がけをすると、とても上手く削ることができ、うれしそうに作業をしていました。また、プロの視点での作業や教え方は、先生にとっても学ぶ機会となったようです。

鉋掛け1 鉋掛け2

10月号「図書館大好き」

 合戦場小学校では、図書ボランティアの方々が月に1度来校し、本の修理やラベル貼り、本棚の掃除、掲示物の作成などを行っています。また、読書週間前には、先生方と一緒にイベントの準備やお知らせをつくるなどして、色々な本に触れたり、本から広がる世界を楽しんだりする環境を整えています。子ども達は、きれいに並べられた本や素敵なディスプレイに囲まれ、自ら進んで読書に取り組み、読書量も増えています。
 図書ボランティア以外にも、読み聞かせボランティアの方々が毎月2回、朝の読み聞かせを行い、子どもが本に親しみ、読書習慣を身に付けていけるような活動をしています。

ラベル貼り 掲示物

12月号「スポーツ交流会」

 静和小学校では、地域のシニアクラブが企画・運営する「スポーツ交流会」を、毎年4年生全員とシニアクラブ60名程の方々が参加して実施しています。今年度は「輪投げ」と「アキュラシー(フライングディスクを的の枠を通す競技)」を子どもとお年寄りの混合8チームで得点を競いました。あちらこちらで歓声があがり、全員が笑顔でゲームを楽しんでいました。
 子ども達はスポーツを通じてお年寄りとの親睦を深め、健康で思いやりのある心や感謝の気持ちを育んでいます。シニアクラブの会長さんは「高齢者は児童と一緒に活動することがとてもうれしく、楽しみにしている。地域で子どもを見守り、さらによい地域となるように、これからも続けて実施していきたい。」と話されていました。このような交流活動は、人づくり、つながりづくり、地域づくりにつながっていくことが期待されます。

スポーツ交流会

2月号「保護者による学校支援ボランティア」

 とちぎ未来アシストネットでは、地域や保護者の方々が学校支援ボランティアとして活躍しています。今年度は、授業支援や校外学習の付き添い、奉仕作業での短時間活動する保護者のボランティアが増えています。
藤岡小学校では、今年度PTA組織に「学校サポート部」を新設し、「子どもたちの笑顔のために、保護者ができる範囲で気軽に参加できる活動(「スポットサポーター」)」として、保護者に学校支援ボランティアの参加を促しています。また、三鴨小学校では、「可能なときに、可能な方が、可能な範囲で学校のお手伝い(「ちょこっとボランティア」)」としての保護者のボランティアを募集しています。いずれの学校も保護者に無理のない範囲での支援をお願いする取組です。
 参加した保護者からは「親同士や他の子どもたちとのつながりもでき、やりがいがあります」「本来のクラスの雰囲気を間近で感じることができ、授業参観よりも子どもたちがのびのびとしている姿を見ることができました」「子どもたちと一緒に活動できて楽しかったです」などの感想がありました。

 

おすすめコンテンツ