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令和元年度「とちぎ夢ファーレ」事業報告(手話を広める会)

印刷 大きく印刷 更新日:2020年11月13日更新
<外部リンク>

令和元年度「手話を広める会」実績報告

 事業名:栃木市奉仕員養成講座修了者対象ステップアップ講座

団体情報

手話を広める会2
(活動の様子)

 団体名:手話を広める会

 代表者名:片柳 富枝

 会員数:3名

 メールアドレス :katayan-0416@cc9.ne.jp

この活動を始めた動機(目的)

以前、毎年栃木市手話奉仕員養成講座修了者から「ステップ講座か継続講座を開催してほしい」の声があがっていました。
栃木市手話奉仕員養成講座の次のステップは栃木県手話通訳者養成講座になりますが、実力が伴わず数年の空白が生じてしまうのが現状です。
継続講座を開催することでその空白を埋めることはできないか、と「手話を広める会」を設立しました。 

実際に令和元(平成31)年度に行った活動とその成果(結果)

手話を広める会1

栃木市手話奉仕員養成講座受講経験者にまで募集を広げ、申し込みが18名になりました。
半分が隣室で午前中に実施している栃木県手話通訳者養成講座1を受講中の受講生で、
同時進行でネイティブろう者が日常会話で使う手話表現、CL(※)、読み取りなど多岐に渡る指導ができました。
翌年、通訳2に進むことができた受講生が何人かいます。

※「CL」とは、「classfier」という英語の略語。ある共通の基準に従ってまとまりを作り、グループに分けることをいいます。
 手話における表現のしくみの一つで、これを学ぶことで、さらに手話の世界が広がります。

苦労した点や良かった点

 ★良かった点

 ・手話講師をネイティブろう者2名に依頼。

  講師2人の掛け合いから普段の会話を読み取る練習ができました。
  1名でやると相手に合わせてしまい、講師以外のろう者に会ったときうまく手話で話せない悩みを何度も聞いていたためです。

 ・手話の文法を表情(目、眉、口型など)の動きなども含めて習得できました。

 ・鏡で自分の表情を見ながらの手話表現を繰り返すことで表情が豊かになりました。

 ★苦労した点

 ・2019年度は受講者が予想以上に多く、2人組で練習するなど工夫しましたが、手話指導で細かい部分まで目が行き届かなかった部分もありました。

これからの展望

残念ながら2020年度は新型コロナウイルス感染症のため休止しました。
2021年度は人数を絞り、新型コロナウイルス感染症対策を講じながら実施したいと考えています。

この団体や事業に関する質疑応答コーナー

この活動に寄せられたご意見・ご質問に対する回答は以下のとおりです。

【質問】・支出の通信運搬費の連絡用SNS通信料とはどのような基準で算出されていますか。

【回答】SNSは電話代や切手代のように明確な料金がないため、郵送の切手代で計算しました。

【意見・感想】・共に学び合える場を作ることは、とても重要だと思います。コロナウイルス感染症が収束し、また活動が再開できるように願っています。

【回答】ありがとうございます。期待に添える様、今後も頑張っていきたいと思います。

【質問】・栃木市の手話通訳者には、どのような活動の場があるのでしょうか?

【回答】現在、個人での手話通訳依頼が多いのが病院、学校(PTA)、冠婚葬祭(結婚式、葬儀)など。公の場では栃木市の講演会、成人式など市の行事、栃木市聴覚障害者協会の行事での通訳、栃木市役所との話し合いの場、今年度は新型コロナの記者会見などで、多岐にわたります。

【質問】・申込者が予想以上に多かったことで、苦労した点などありますか?

【回答】ホームページに載せたとおりですが、2人組での会話形式と、手鏡を持参、授業中も自分の表情を確認出来るようにしてみました。今年度は新型コロナもあり、中止にしました。来年度は人数を絞って実施することを検討しております。

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