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令和元年度「とちぎ夢ファーレ」事業報告(とちぎ煌 祭り会)

印刷 大きく印刷 更新日:2020年11月13日更新
<外部リンク>

令和元年度「とちぎ煌(きらめき) 祭り会」実績報告

 事業名:参加しやすい環境づくりが、担い手不足の祭りの継承と地域交流に活性化を齎(もたら)す。

団体情報

煌会総会
(煌会総会時の様子)

 団体名:とちぎ煌 祭り会

 代表者名:粂川 登

 会員数:30名

 メールアドレス : support@tochigisi.com

 HPのURL: https://matsuri.tochigisi.com<外部リンク>

  プレゼンテーションの様子: https://www.youtube.com/watch?v=85_EUNga8jE<外部リンク>

この活動を始めた動機(目的)

多くの方々が栃木市のお祭りへ気軽に参加の出来る環境づくりをする事で、素早く地域に溶け込み栃木市の楽しさを感じて頂けるような交流の場と、その窓口となれるような団体を目指し結成致しました。

合併1市5町のお祭りへ市民が相互に参加や応援に出向けるような組織づくり目指しており、人手不足で継承が困難になりつつあるお御輿・祭りにも役立てると確信し、活動しております。

街の発展に貢献してきたお御輿やお祭の存続を心配する声を耳にする傍ら、5町1市民の多くは参加したくても出来ない大きな障壁が存在し、それらの敷居を取り払う、街おこしの為の企画です。

実際に令和元(平成31)年度に行った活動とその成果(結果)

【2019年参加実績】    ※こちらの模様は全てHPと動画に収めております。

7/14 箱森町神輿渡御

7/21 神明宮神幸祭

7/28 泉町神輿渡御

8/3 大平町富田八坂神社神輿渡御

8/4 蔵の街サマーフェスタ 巴波会神輿渡御

他にも栃木秋祭り人形山車や、歌麿花魁道中からもお声がけ頂くなど、参加の窓口としても役目を果たしました。

会自体は2017年より、要望をきっかけに袢纏を作り、着て担ぎたい参加したいと積極性を持つ10名程で活動を開始。
活動を進めていくうちにお祭りへ参加したいという方々が集まり、現在30名ほどの会員数となりました。

【夢ファーレ実績報告用】 https://youtu.be/yf71k1_6DkM<外部リンク>
【神明宮神幸祭】 https://youtu.be/ZidTyGGgrgk<外部リンク>
【大平町富田八坂神社神輿渡御】 https://youtu.be/AtzjW4X8w6w<外部リンク>
【記念集合アルバム】 https://youtu.be/CSm5WrsBslk<外部リンク>

活動の様子

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苦労した点や良かった点

【頂いた声】

  • 旧栃木のお祭りは外から眺めているもので、憧れは有ったものの、参加出来るとは思わなかった(笑顔)
  • 袢纏(はんてん)を着て大通りを歩けたのがとても楽しかった
  • 助かったよ、来年も頼むね(主催者側)

各自治会から最高のおもてなしまで頂くことが出来ました。

これらのご意見や集まったメンバーの数からもニーズの高さや必要性もお伝え出来たかと思います。
会の活動を進める上で最新の注意を払った点としては、自治会やお祭りを仕切る旦那衆の方々などに筋を通し、双方の利益を理解し合うための事前の挨拶や話し合いの場を設ける事でした。

【問題点】

運営中、一部のメンバーと他の御輿会の方々との間に不要なトラブルが起きてしまい、関係改善・修復に最も苦労しました。
誰でも何でもかんでも受け入れるという緩い体制では発生するリスクもあると心得え、よく人間性を見極め今後の教訓へと繋げていきたいと思います。

これからの展望

参加者と主催者の双方にニーズがある事が分かりましたが、主に中心が旧栃木市と一部の大平町です。それは私が育った地元だったり、ご縁と人間関係があったからこそ叶った事で、今後は西方・都賀・藤岡・岩舟等の地域にも、祭りを通じて交流が広がっていけるような、ご縁と素敵な街作り街おこしのきっかけになっていけたら嬉しく思います。

「祭りは参加してこそ」

祭りは参加してこそ、その醍醐味や本当の楽しさ、また、その環境があるからこそ人間関係や人脈が誕生します。

生まれや育ちがそれらの地域なら自然と触れる地元のお祭りでも、結婚を機に嫁いだ定住者や他の理由をきっかけで移住されてこられた方々にとっては、お祭りは外から見るものだけと終わってしまうのが実情かと思います。

逆に自治会などの主催者は人手不足を訴え解決の糸口が見えない現実に直面!

もし参加したい側と受け入れたい側との問題を受入れマッチングの出来る機関があったら、とても魅力ある街に成長できるのではないでしょうか。

この団体や事業に関する質疑応答コーナー

この活動に寄せられたご意見・ご質問に対する回答は以下のとおりです。

【質問】・参加人数75名がどの祭りに何名ずつ参加されたのでしょうか。また今年新たに参加された方はそのうち何名ほどいらっしゃったのでしょうか。

【回答】75名という数字はどこから出てきたのでしょう?(事務局注:実績報告書に出ている累計数だと思われます。)会員数は30名と記載しております。参加人数に関しては各祭りごとに記録を動画に残してありますので、ぜひこちらをご覧ください。(動画リンク<外部リンク>

・ちなみに、去年の新規会員は14名、参加は9名ほどです。参加を強制する様な会ではございませんので、会員が参加が出来るタイミング(仕事が休み、予定がないなど)で加われるルールにしています。

【質問】・縁をつなぐコツは、今後の地域活動の中で重要なテーマになっていると感じています。「これは」と思うコツがあれば教えてください。

【回答】・コツというか、意識しているのは、見物している友人・知人や日頃の会話などで、自然と話が出来るかどうかが、とても大切かと思います。

【質問】・祭りを身近にという取り組みはすばらしいものです。反面、(他の神輿の担ぎ棒を押すなど)神輿の渡御には厳格なタブーやルールがあるのも事実です。初めて渡御に参加する人たちへの事前指導はどのようになされているのでしょうか。

【回答】・町内会の者か御輿会が集う祭りかで、だいぶルールも異なります。歴史あるお神輿には、言葉に出来ない暗黙のルールやマナーがあるので、それらを熟知した者が現場で指導できなければ、会の発足すら現実的ではないかと思います。私たちの会の役員には参加したお祭りの氏子青年会や、長年主催者側と時を共にした経験者がいるので、事前に開いた総会ではタブーやルールの説明と、トンボの入る位置などを図解した紙面を使い説明するなど、事前・当日指導を徹底しております。

【意見・感想】・発足したばかりの会ということですが、すでに旧栃木市と旧大平町との連携が出来ているんですね。令和2年栃木市は新制10周年を迎えますが、これから旧岩舟町、都賀町、西方町、藤岡町へのお祭りへのお祭り参加も出来ると良いですね。

【回答】・とても温かいお言葉、ありがとうございます。夢ファーレを使わせていただく事で、私達だけでは出来ない、多くの方々へメッセージが届くことを期待して、活動と報告をさせていただきました。

【質問】・お御輿だけではないと思いますが、担ぎで不足の町会・自治会の祭典委員(実行委員)は若手不足や祭りへの興味不足から高齢者も多い地域もあり、頑張ってお祭りを継承しているところもあります。高齢者ですと中々ネット環境に不慣れな祭典委員さんとかもいるかとは思いますが、その点は、この会の活動はどのようにPRしていますか?

【回答】・年配の方や諸先輩方とのコミュニケーションに、あまりネットは必要ないかと思います。今、関わらせていただいている町内会とは、すでにこの問題に対し、真剣に向き合い解決の糸口を探し出そうとしていた者たちが、引き合うように集まり、背中を押されるように結成した経緯がございます。どの様なPR事を(参加者or主催者側)お聞きしたいのか汲み取り切れませんが、活動を続けていく中での信頼関係が口コミへと繋がっているかと思います。

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