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令和元年度「とちぎ夢ファーレ」事業報告(栃木工業高等学校写真部)

印刷 大きく印刷 更新日:2020年11月13日更新
<外部リンク>

令和元年度「栃木工業高等学校写真部」実績報告

 事業名:高校生によるふるさと写真展

団体情報

栃工写真部1
(コンクールの様子 一番手前の作品が入賞した『漂動の月』)

 団体名:栃木工業高等学校写真部

 代表者名:川島千絵(顧問)

 会員数:10名

この活動を始めた動機(目的)

本校の写真部は、日頃から撮影技術を向上させ、各コンテストにて好成績を獲得することを目標に活動を行ってきましたが、学校祭等にて部員が撮影した学校行事や栃木市内の風景の写真を展示したところ、それらが大勢の来場者の方々の目に留まり、栃木工業高校や自分たちが生活する街についてより深く知って頂くことが出来ました。これを機に部員たちは自分たちが撮影した写真が人々の心に働きかけるという喜びを味わうようになりました。以後の活動においては、コンテストで上位入賞を目指すのみではなく、部員たちが撮影した写真を通して、栃木工業高校の生徒の活躍の様子や、栃木市をはじめ自分たちが住む街の名所や普段の姿を撮影し、多くの人たちにそれらを知ってもらうと同時に感動を与えたいと思い「とちぎ夢ファーレ事業」に応募させて頂きました。

実際に令和元(平成31)年度に行った活動とその成果(結果)

 令和元年度は、学校行事や運動部の活動等をはじめ、学校内外において本校写真部員が定期的に撮影活動を行いました。8月には、中学生対象の1日体験学習においてミニギャラリーを設置し、部員が撮影した学校行事の様子や栃木市内の風景の写真を展示して中学生やその保護者に見ていただきました。10月には、栃木市より「小江戸とちぎきものの日」の写真撮影を依頼されました。撮影会場にでは、台風19号による学校の被災状況や復旧作業の様子など、部員が撮影した写真を展示する機会を頂き、栃木県内外から訪れた方々に災害の状況を知って頂くことが出来ました。

作品展示の他にも、高校生対象または一般対象のコンテストにも数多くの作品を出品し、複数の作品が賞を獲得しました。栃木県高文連主催栃木県高等学校総合文化祭写真展においては、題名『漂動の月』が入選、題名『脱ぎすてられた靴』、『わすれもの』が奨励賞に入りました。また、その後に開催された宇都宮メデイアアーツ専門学校主催第4回萌写萌写コンテストにも何点か出品し、題名『釣り師』という作品が優秀賞に輝きました。

苦労した点や良かった点

台風19号において学校が被災をし、その影響で様々な学校行事が中止になり、日常の撮影活動も思うように出来なくなりました。特に「作品の展示」を予定していた学校祭の中止は、部員にとっては残念なことでしたが、水害の復旧作業をする中で、撮影活動が始まり被災状況や復旧作業の様子を写真に残すことが出来ました。12月に実施された写真展への出品も危ぶまれましたが、更に良い写真を出品することが出来、審査員からも高評価を頂きました。

写真部2    写真部4
(台風19号による被災後の、栃木工業高校の様子)

これからの展望

今後も写真撮影技術を磨き続けると同時に、機会を見つけながら出来るだけ多くの写真を撮り続けていくつもりです。そして、撮影した写真を学校祭等の行事において多くの方々に見て喜んで頂けるように工夫を重ねて行きたいと思います。  

この団体や事業に関する質疑応答コーナー

この活動に寄せられたご意見・ご質問に対する回答は以下のとおりです。

【意見・感想】・学校内の活動はもとより、地域の記録(特に災害時など)は貴重な資料にもなると感じました。

【意見・感想】・部活動の枠から、地域社会との接点を持ち、交流へと発展していくなかで生徒達の視点や写真の技術がより向上することを期待します。

【質問】・今回補助を受けたことで、栃工写真部として一番のプラス(メリット)は何でしたか?

【回答】今回の補助に対する栃工写真部としての一番のメリットは、部員たちが習得した写真技術は自分たちがコンクールで上位成績を獲得する手段のみならず、写真撮影という形で地域の人々に貢献できるという意識が更に深められたことだと感じております。補助を受けて活動していた生徒たちの大半は卒業をしたのですが、彼らの作品を通して、それが後輩に受け継がれて行くことを望んでおります。

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