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令和元年度「とちぎ夢ファーレ」事業報告(栃木市女子ソフトボール大会実行委員会)

印刷 大きく印刷 更新日:2020年10月19日更新
<外部リンク>

令和元年度「栃木市女子ソフトボール大会実行委員会」実績報告

 事業名:各種イベントの実施により、地域の活性化・及び安心安全な町づくり事業

団体情報

 団体名:栃木市女子ソフトボール大会実行委員会

 代表者名:森戸 厳

 会員数:13名

 メールアドレス:tochigi.w.soft2013@gmail.com

 HPのURL:https://www.facebook.com/tochigisoftball/<外部リンク>

この活動を始めた動機(目的)

市内に約20あったソフトボールの女子チームは現在1チームのみとなるなど、女性は出産・結婚などによりプレーを継続する難しさが各競技ともに課題となっています。そこで、参加女子チームのプレーを通して生涯スポーツの良さをアピールし、市民のスポーツ意欲を高めたい、また、スポーツを続けるために必要な体づくり(食、体のケア)・仲間づくりの観点から楽しめるような場にしたいと、取り組みを始めました。

実際に令和元(平成31)年度に行った活動とその成果(結果)

☆継続事業☆

・女子ソフトボール大会(つがスポーツ公園)

朝から雨となり、ギリギリまで球場整備をしたものの回復が見込めず、県内外から社会人女子16チーム(約250名)が参加予定だった女子大会は中止を決断。

午後まで待ち、小学生とメダリストのイベント試合を実施しました。(総勢70名参加)

ソフトボール1
市内協賛企業の商品を参加賞として提供し、栃木市の特産品をPR

 

・チャリティイベントとして募金箱を設置(15年から市に寄付)

 二日間通して、台風被害への募金を呼び掛け、これまでで最多の52,653円が集まりました。(12月16日に栃木市に寄付)。
募金1募金2

 

・ヘルスケアブース

観戦者、来場者を対象にした健康づくりに関する体験を提供しました。

(1)スポーツアロマ(2)体幹トレーニング(3)野菜ソムリエのスムージー

雨のため規模を縮小しましたが、来場した小学生や保護者などが楽しんでいました。

 

☆新規事業☆

アスリートベントー1
・大会オリジナル 「蔵の街アスリート弁当」制作

福祉施設「なすびの里・なすび食堂」とアスリートフートマイスターの連携により、
競技者に最適な栄養素を含む弁当を開発、販売しました。

アスリートベントー2アスリートベントー3

その後、ほかのスポーツイベントなどでも採用していただけるよう
関係者や希望者を招いて、試食会を行いました。(その後1大会で注文を頂きました)アスリートベントー4アスリートベントー4
試食会の様子                    下野新聞に取り上げて頂きました

 

・合同練習会「みんなで1万本ノック」

女子選手のみならず老若男女一緒にノックを受ける企画。一般男女、シルバー世代、生徒児童、同じ白球を追う野球も含め学童野球などに呼びかけた。

ゲストノッカーに、ソフトボール元日本代表監督・宇津木妙子さん、栃木市出身で元巨人、現栃木ゴールデン監督・寺内崇幸さん、ソフトボール金メダリスト坂井寛子さん、Hondaリベルタチームを迎えて、およそ400人が参加。
1万本ノック1

当日の11/23は、雨のため急きょ、体育館に変更。一部シートを敷き、各所にボールが飛ばないよう人員を配置するなど徹底的に配慮し実施。およそ2時間、約400人の来場者が一体となって1万637本を達成。自然と万歳する人も見られ大いに盛り上がりました。(終了後はスタッフ総出で体育館の掃除に努め、完璧に現状回復できたことはスタッフ間の団結につながった。

1万本ノック21万本ノック3

1万本ノック41万本ノック5
宇津木妙子さん                    寺内崇幸さん

1万本ノック6 1万本ノック7
                              下野新聞に取りあげて頂きました

・ソフトボール前夜祭

元巨人、栃木ゴールデンブレーブス監督の寺内崇幸さんや、ソフトボール金メダリストの坂井寛子さん、女子野球元日本代表の川端友紀さんのトークイベントや、ソフトボール芸人として活躍する「奇天烈オムレツ」(松竹芸能)のお笑いコント、ストラックアウトゲームなどを展開。ソフトボール&スポーツをテーマに、参加者 およそ80名が親睦を深めました。
前夜祭1前夜祭2前夜祭3

・ソフトボール大会PR番組

栃木市のコミュニティラジオ局・FMくらら857にて、番組内に大会及びソフトボールをPRする番組を、毎月第三月曜日19時より放送。(ソフトボールのみをテーマとした生放送番組としては全国初)

SNSとアプリ試聴により、栃木市のソフトボールの取り組みを全国に発信。

FMくららにて大会やソフトボールをPRし、仙台・新潟・岡山などからもメールが届いた。
わずかながらも、徐々に広がりを見せています。
ラジオ1ラジオ2

苦労した点や良かった点

ソフトボールを通して女性の生涯スポーツを推進し、市民のスポーツ意欲を高めようと毎年11月に実施している。今年は、両日ともに雨のため、場所や一部内容を変更しながらの運営となりました。事前に雨対策が不十分だっため、当日の変更が円滑に進まなかった点を反省。連絡系統などを見直しました。ソフトボールは常時、外でのイベントになるため、毎年、天気予報とにらめっこしながら、対応に苦労しています。

苦労が大きかった分、参加者からのサポートがあったり、スタッフ同士の結束が強くなったりと、市民活動で重要な「協同」の気持ちを持つことができたように思います。

・参加チームの10~50代の選手による試合観戦により生涯スポーツの 素晴らしさを知ってもらい、東京五輪や栃木国体への機運を高めたい!

・大会、イベントを土日で開催することにより、栃木市を観光する時間や宿泊滞在も期待できる(栃木グランドホテルとの連携)

夜はグランドホテルにて、大会7回目にして初めての懇親会を行い、交流を深めた。県外から参加者に栃木市を満喫してもらい「来年も前泊で大会に参加する」との声もあり、今後は市内観光の提案もしたい。          

これからの展望

コロナ禍において、オリンピックが延期となり、他のスポーツ事業も運営が難しい状況ですが、コロナウィルス対策をしっかり行った上で、今後も生涯スポーツの素晴らしさを知ってもらえる取り組みを続けられるよう、実に向けて準備を進めます。東京オリンピックパラリンピックが開催予定の2021年、さらに栃木国体開催の2022年に向けて、栃木市からスポーツの機運を高めたいと思っています。

また、新規事業として、なすび食堂とアスリートフートマイスターの連携により、競技者に最適な栄養素を含む弁当として制作した「蔵の街アスリート弁当」は女子大会や試食会、そのほかのスポーツ大会の参加者から好評を得ることができました。今後も福祉施設の収入の一助となるよう、他のソフトボール大会やスポーツ大会にも販売を呼び掛け、市民活動として、横の連携に力を入れていきたいと思います。 

とちぎソフトボールパークからのお知らせ

随時参加女子チームを受付中です。また市内でソフトボールをやってみたい!という方へチーム情報の共有も可能です。

お問い合わせは、メールtochigi.w.soft2013@gmail.com

「蔵の街アスリート弁当」は10個から予約販売可能です。

ご予約は、なすび食堂へ  電話0282-23-1010

この団体や事業に関する質疑応答コーナー

この活動に寄せられたご意見・ご質問に対する回答は以下のとおりです。

【質問】・参加者へのアンケートなどを取られていればその結果を教えてください。また多くのニーズを把握するためにも実施していないようであれば取り組みを検討してはいかがでしょうか。

【回答】・前回メールで呼び掛ける形でアンケ―トを送りましたが、残念ながら返信がありませんでした。必須項目と受け取られなかったのかもしれません。次回は、会場で回収する形で行いたいと思います

【質問】・チャリティー試合の観客数は?増のためのPR強化は?

【回答】・今年は雨でベースとなる女子大会が中止となり、表向きは中止としました。ただ、すでに出発していた小学生チームのためにチャリティー試合のみを行ったので、観客数は来場者、関係者含め50名ほどだったかと思います。例年、PRはチラシと新聞、ラジオ等で行ってきましたが、今後は他団体のイベントとコラボをして、ソフトボールに関心のない方にも来場してもらえる工夫が必要かと考えています。

【意見・感想】・生涯スポーツとしてのソフトボールに大きく期待できる報告でした。一方受益者の範囲が「女子ソフトボール」に関わる人に感じた部分もあります。ぜひ「なすび食堂」さんとの連携をはじめ、横のつながりがもっと広がるように期待しています。

【回答】・貴重なご意見をありがとうございます。市民活動としている以上、ソフトボールを軸に、いろいろな「連携」を毎年増やしています。なすび食堂さんとのコラボは形として分かりやすいですが、見えにくいところで、ご協賛品を頂くという形で企業・店舗などとの連携も増えています。

・地元企業の商品を参加者のお土産にしたり、会場にブースを出していただいたりすることで、ソフトボールを通じて商品、企業、団体のPRの場にもなるよう、今後も工夫をしていきたいと思います。

【質問】・今年度も補助を受けて実施予定だが、前回の反省点や審査会での意見を踏まえた改善点はありますか?今回のような悪天候時を想定した経費削減策などは今後のために検討していますか?

【回答】・今年度は、補助は辞退させていただきました。イベントや地域連携は縮小(ほぼ中止)して、大会運営のみ行う予定です。「市民活動」としての反省点や改善点は、次年度に持ち越しとなりました。

・競技者以外の広がりを重視して活動計画を練りたいと思います。(コロナ禍により一般参加を広く呼び掛けるのが難しい事態ですので、そのあたりは情勢を見ながら進めたいと思います)

【意見・感想】・ソフトボールと、福祉・お弁当・体のケア、そして栃木市での観光・宿泊を結びつける考えは、とても素晴らしいと思います。

【回答】・ありがとうございます。今後もソフトボール×〇〇という企画を増やしていきたいと思います

【質問】・雨天で大会中止と今期はなってしまいましたが、参加団体へのアフターフォローや雨天延期日などは、どうしていますか。

【回答】・悪天候と経費削減は、別の対策になるかと思っています。悪天候に関しては、雨天中止にし、会場の変更や連絡系統の不備などの当日の負担を減らす予定です。経費削減に関しては、ゲスト数を減らす、また広告協賛の活用などを考えています。

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