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令和元年度「とちぎ夢ファーレ」事業報告(幸来橋の会)

印刷 大きく印刷 更新日:2020年11月13日更新
<外部リンク>

令和元年度「幸来橋の会」実績報告

 事業名:蔵の街ブルーライトアップ 自閉症啓発活動

団体情報

幸来橋の会1
(活動の様子)

 団体名:幸来橋の会

 代表者名:稲生 みどり

 会員数:10名

 メールアドレス : kouraihasi@gmail.com

 HPのURL: https://kouraihasi.jimdofree.com/<外部リンク> 

この活動を始めた動機(目的)

 毎年、自閉症啓発デイに合わせてLight It Up Blueという活動が全世界規模で行われています。
 この活動は「自閉症啓発の為、世界がつながる青い光のリレーです」の提唱のもと、NPO法人あっとオーティズムにより全国に広められています。

 期間中、毎年全世界の有名な建造物やタワーやモニュメントなどが一斉に青い光でライトアップされます。この青い灯火は毎年全国各地で広がる一方ですが、栃木県内ではほとんど実施されていませんでした。

 幸来橋の会ではこの活動を知り、深い感銘を受け、2017年より、Light It Up Blue JAPAN のパートナー登録をして活動に参加し、活動を始めました。

実際に令和元(平成31)年度に行った活動とその成果(結果)

幸来橋の会2幸来橋の会3幸来橋の会6

 このイベント活動の主たる目的は自閉症の啓発活動です。
 自閉症啓発デーの期間中、イベントを開催し、期間中約150名程度参加があり、手作りブルーランタンにおいては34名の参加がありました。こちらはコンテストを実施し、優秀作品の表彰式などを行ったことにより、多くの人に楽しんでもえたと思います。

 今回の実績により、多くの方にこのブルーの光の意味を知ってもらい、手作りブルーランタン作りなどをきっかけに興味をもって頂けたことが、このイベントの大きな成果だと思います。
 また、幸来橋周辺のブルーライトアップの写真が、運営拠点のLight It Up Blue Japan のHPや全国版チラシにも掲示され、栃木市内の活動を全国的に発信されました。

 イベント終了後も、ホームページに手作りランタンの作品を掲示し、ライトアップの様子などを公開しました。このような今回の活動により、大きな啓発活動となったと感じました。

幸来橋の会4幸来橋の会5

苦労した点や良かった点(全体的)

 問題もたくさんありました。メイン活動の実施時期が丁度年度初めだった為、予定していた学生の方や学校関連の方達とうまく連携活動が出来なかったこと。期をまたぐことにより準備や宣伝活動がどうしても短期間となり、準備不足が否めなかったと思いました。
 しかしながら、毎年恒例化してきたことによる、活動の積み重ねにより、このライトアップ活動も、栃木市の恒例行事として定着してきた感がありました。         

 これからの展望

 今後についての展開としてはこの先、活動自体のスケールアップをして広めて行くことも大切ですが、このところの市内での水害などの自然災害や新型コロナ感染症などの影響により、人を集めた大きなイベントなどがやりにくくなりました。

 しかしながらその中でも目的意識をもち、継続していくことが重要だと考えています。
この活動の主たる目的は 自閉症の啓発活動です。我々にできることは、理解することです。
『少し自分と違う』『違うのは個性』と、優しい顔で見守ることにより、自閉症〈オーティズム〉を理解することができそこに光が入ります。

  今回のような活動を地道に継続し、そういった理解者を一人でも増やしてしていくことを目標として、今後も、ブルーライトアップの協力店や施設、場所などを拡大し啓発を広めていくことと、自閉症の方との交流または参加できるような地道な活動を基に、今後も啓発活動を行っていきたいと思います。

この団体や事業に関する質疑応答コーナー

この活動に寄せられたご意見・ご質問は以下のとおりです。

【意見・感想】・ライトアップはとても綺麗で素敵ですね。水色が自閉症啓発の色とは知りませんでした。ですが、どのようなところで啓発活動だと分かるのだろう疑問に感じました。

【回答】・私達も5年前にブルーライトでの啓発活動を知りました。ブルーライトに点灯することで少しずつでも知ってもらえる人が増えていくことを願い活動しています。周知方法は主にチラシの配布、イベントの開催です。

【質問】・自閉症の啓発は、今後も継続して行っていくことが重要と思ってます。協力者を募るにあたり、今後工夫する点などありましたら、教えてください。

【回答】・イベントのチラシに掲載する他、SNSを活用して協力者の募集の呼びかけをしたいと思います。

【質問】・自閉症の啓発(理解)の内容は具体的にどのようなものなのでしょうか。パンフレットや紹介アナウンスの内容などをお聞かせ下さい。

【回答】・自閉症啓発デーの期間中イベントを開催し、ブルーランタン作りに参加して頂き青い光の意味やこの活動に興味をもってもらう事を目的としました。

・パンフレットやアナウンス内容につきましては、HPにて掲載していますのでそちらをご確認頂ければと思います。

【質問】・自閉症の理解・啓発という観点からは継続的な実施が効果的と思われますが、現在も何らかの活動はされていますか?関連して、事業拡大計画は立案されましたか?

【回答】・今年はコロナウイルス感染拡大防止の為、イベントの開催は断念しましたが、ブルーランタンのみでブルーライトアップし啓発を行いました。今後の事業拡大については、コロナウイルスの状況をみながら考えていきたいと思います。

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