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令和元年度「とちぎ夢ファーレ」事業報告(ネットワークとちぎ)

印刷 大きく印刷 更新日:2020年11月13日更新
<外部リンク>

令和元年度「ネットワークとちぎ」実績報告

 事業名:蔵プロジェクト ~蔵のまち 文化のショーウィンド~

団体情報

 ネットワークとちぎ表紙
 (活動の様子)

 団体名:ネットワークとちぎ

 代表者名:佐山 正樹

 会員数:10名

この活動を始めた動機(目的)

蔵の街大通りには、所有者が高齢となったため営業が続けられず、使われなくなった店が点在しています。シャッターやカーテンが閉められたままでは、景観も良くなく、まちの活性化も望めません。

そこで、平成29年度に空き店舗を活用して、地域文化の振興を図る目的で「蔵のまち文化のショーウインド」を企画し、栃木市ゆかりの人々の文化的活動を市民や観光客に広く発信することにしました。平成30年度は、この企画を大通り沿い2か所の空いている見世蔵に拡大し、平成31年度には、より幅広い分野での文化発信を進め、観光客等の回遊性を高めることにより、街中の活性化をはかっていくことを目的に活動を展開しました。

実際に令和元(平成31)年度に行った活動とその成果(結果)

1.永楽屋での企画展

(1)「「麦秋」をめぐる男たち-木版画家・鈴木賢二&ビール麦の父・田村律之助」展(4月27日~5月6日の10日間) 入場者 240名
(2)「栃木町 江戸から明治・大正・昭和」展(8月4日の1日間) 入場者 15名
(3)「栃木高校生総合文化祭」作品展示(9月22日の1日間) 入場者 30名
(4)「歌麿と栃木」展 (10月5日~11月3日のうち9日間)入場者270名
(5)「芭蕉と深川」展 (1月11日~26日のうち7日間) 入場者 150名

・年度末のコロナにともなう予定変更などもあり、例年より少ない開催日数となってしまいました。
・「鈴木賢二研究会」「田村律之助顕彰会」「とちぎ高校生蔵部」「歌麿を活かしたまちづくり協議会」などの団体と協働して企画展を開催することができました。
・多くの市民や観光客の皆様に、栃木の文化活動を発信することができたのではないかと考えています。


2.永楽屋・太田蔵・金澤蔵・(釜利)でのショーウィンド展示

(1)「戦前・戦後の子どもの風景」展(4月1日~5月30日)
(2)「昭和30年代・栃木の地場産業」展(6月1日~7月20日)
(3)「栃木市 戦中・戦後直後を暮らした人々」展(7月21日~9月15日)
(4)「栃木高校生総合文化祭」作品展示(9月16日~23日)
(5)「栃木町 明治・大正・昭和」展(9月24日~30日)
(6)「歌麿と栃木」展(10月1日~11月9日)
(7)「栃木 原風景」展(11月9日~12月31日)
(8)「芭蕉と深川」展(1月11日~2月9日)
(9)「百歳の詩人 柴田トヨ」展(2月10日~3月19日)
(10)「歌麿夢芝居『恋しや恋し母子草-深川の巻-』」展(3月20日~)

・1年間で10回の展示をすることができました。
・一時的ではありますが、開催場所を1カ所増やして、4カ所にすることができました。
・「とちぎ高校生蔵部」「歌麿を活かしたまちづくり協議会」「百歳の詩人・柴田トヨとあゆむ会」などの団体と協働して展示することができました。
・市民や観光客の皆さんが、ショーウィンドの前で足を止めて、展示に見入る姿も見られ、町中の活性化を進める一助になったかと思われます。

苦労した点や良かった点

【苦労した点】

・展示作品を集めるのが大変でした。この活動を依り多くの市民の皆様に知っていただき、今後、多くの作品を発信していければと思っています。
・町中の回遊性を高めるためには、もう少し展示場所となるショーウィンドを増やしていく必要があります。町中には、まだまだ活用されていない店先があるので、店主さんのご理解をえて、展示場所を拡大していきたいと思います。

【良かった点】

・栃木発の多様な文化を、多くの市民・観光客の皆さんに知っていただくことができました。
・ショーウィンド展示については、コロナの状況に関わりなく、活動を展開することができました。

 これからの展望

・より多くの市民の皆さんに、この活動を知っていただき、多くの市民活動団体と連携して展示活動を進めていきたいと思います。
・一昨年度に実施した「とちぎ蔵の街美術館」との連携を進めるとともに、行政関係で進めている文化活動の発信とも連携していければと考えています。
・展示場所をもう少し拡大して、観光客が見て回れるような企画も進めていきたいと思います。

この団体や事業に関する質疑応答コーナー

この活動に寄せられたご意見・ご質問は以下のとおりです。

【質問】・印刷製本費の決算費がだいぶ上がっていますが、何か理由がありましたか。また備品にあるVHSビデオとは何の為に使ったものでしょうか。

【回答】印刷製本費についてですが、昨年度はショーウィンド内の展示物の入れ替えを、前年度より頻繁に実施しました。また、予定していた以上にカラーの展示物が多くなってしまいました。そのために、コピー代(特にカラーコピー代)およびプリンターのインク代に多くの費用がかかることになってしまいました。

・VHSビデオデッキについては、これまでの展示活動の中で数本のVHSビデオテープを使用していました。DVDにできるものは移し替えていましたが、できないものもあり、古いデッキで再生していました。このデッキが壊れてしまい、やむを得ず中古のVHSビデオデッキを購入しました。

【意見・感想】・民間の持つ資産や知恵を活かし、拡大している様子が伺えて楽しくなりました。今後も地域資産を活かした振興策を期待しています。

【回答】激励のお言葉をいただき感謝いたします。本年度は、コロナの影響で、永楽屋内での展示活動は9月まで停止していました。一方、ショーウィンドでの展示活動は、コロナの影響もなく、夏の時期は、シティプロモーション課と協働で、昨年度実施された「栃木市!大好き!フォト&ムービーコンテスト」入賞作品を入れ替えながら4ヶ月ほど展示していました。

・この状況で、表現活動に制約を受けている団体・個人の方もいらっしゃるかと思います。我々は、栃木の大通り沿いの3カ所のショーウィンドを使って12点ほどの作品を展示しています。もし、作品等での展示発信でご協力できるようなことがあれば、いつでもご連絡ください。

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