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令和和元年度「とちぎ夢ファーレ」事業報告(とちぎの山車祭り伝承会)

印刷 大きく印刷 更新日:2020年11月13日更新
<外部リンク>

令和元年度「とちぎの山車祭り伝承会」実績報告

 事業名:蔵の街から、お囃子の聞こえるまちづくり

団体情報

 団体名:とちぎの山車祭り伝承会

 代表者名:佐山 正樹(会長) 

 会員数:259会員(法人75件・個人184)

 メールアドレス :t-kankou@cc9.ne.jp

伝承会1
(活動の様子 2020.1月「日ノ出町囃子連」)

この活動を始めた動機(目的)

・蔵の街栃木に来訪する観光客に、栃木の伝統文化であるお囃子を聞いていただき、この土地の魅力を伝えたい。

・山車祭りに参加するお囃子団体の後継者育成を促進するとともに、お囃子連間の連携を強化したい。

実際に令和元(平成31)年度に行った活動とその成果(結果)

観光客が多い、初夏、初秋、春の土日祝祭日の日中に、とちぎ山車会館前広場で、市内各地のお囃子保存会の皆様に公開練習をしていただくことを計画しました。

台風19号被害と今般の新型コロナウイルス感染拡大防止等のため、11月・3月の開催を見送りましたが、6月・1月・2月に市内各地のお囃子連に演奏いただき、遠くまで届くお囃子の音に、とちぎの伝統文化を知っていただく機会となり、蔵の街を訪れる多くの来訪者に喜んでいただきました。

お囃子連の方々は、日頃の練習成果を披露するほか、次世代を担う若手の育成と、お囃子連相互の交流により親睦を深める良い機会となりました。

【活動の様子】


伝承会2
(2019.6月 泉町お囃子保存会)

伝承会3
(2020.1月 和囃連) 

伝承会4
(2020.2月 西高野連)

伝承会5
(大塚中区お囃子保存会)

苦労した点や良かった点

台風19号被害と今般の新型コロナウイルス感染拡大防止等のため、イベントの中止が相次いだため、参加団体の調整や情報共有に手間がかかりました。

しかしながら、流派を超えた若手同士の情報交換を試みる動きがでてきましたので、交流が深まり、後継者育成が進むことを期待しております。

 これからの展望

とちぎ夢ファーレで助成いただいた活動をとおして得られたお囃子連相互の交流を継続するとともに、イベント等への参加をとおして蔵の街栃木のイメージアップと伝統芸能の継承を行ってまいりたいと考えております。

この団体や事業に関する質疑応答コーナー

この活動に寄せられたご意見・ご質問に対する回答は、以下のとおりです。

【質問】・「若手同士の情報交換を試みる」とありますが、具体的にどのような試みがあったのか教えてください。

【回答】・コロナ対応のため、ほとんどの企画が休止状態でしたが、感染に配慮した先日の新生栃木市10周年記念「とちぎの人形山車展示」を実施しました。協力していただいた各お囃子保存会」と「とちぎの山車祭り伝承会」の若手がともに、展示を盛会にしようとしていました。また、具体的な感染防止策についてや、「ズームお囃子教室」実施囃子連との情報交換を行うなど、SNSを介して一部の若手有志らが囃子連の垣根を超えた交流をおこなおうとしています。

【質問】・お囃子連の方々も世代交代が今後の課題になると思いますが、子ども達~青年の加入状況や興味関心はいかがでしょうか

【回答】・各お囃子連は、若手後継者が不足しています。地域を超えた人の協力が必要です。公開練習会や「とちぎ秋まつり」お囃子に興味をもってお囃子連に加入した他の地区の若手や女性もいます。また、小学校と連携して、伝統文化の継承「お囃子教室」を開催している団体もあります。

【質問】・「次代を担う若手の育成」とありますが、各団体の会員増等は図られていますか?現状はどうですか?

【回答】・各団体は、それぞれ会員を増やす努力をしていますが、関連した他団体との連絡や、共同の会員増強の企画までは図れていません。「とちぎの山車祭り伝承会」が依頼して公開練習に参加いただいています。お囃子連の連合組織がありません。今度の課題と考えます。各地の祭り関係者は、コロナ対策の企画で苦慮しています。「とちぎの祭り」にご興味にある方、熱意のある方々のご協力をお願い申し上げます。

【意見・感想】・例年、公開練習を行っていますが毎回1~3団体ですね。公開練習なのだから2年に一度の秋まつりの時だけではなく、お天気の良い日が続く土日に、市内のお囃子団体が蔵の街大通り周辺に集結し、午前中は各団体が広くなった山車会館前広場に集結し、団体紹介をした後、ぶっつけとかやったらどうでしょう?なかなか3団体とかだけだと、交流の場も広がらないのではないのかな?と思います。鹿沼市では、多くのお囃子団体が今宮神社の参道やまちの駅に集結し、各ポイントにおいてお囃子を披露し、後に今宮神社に集結し、総ぶっつけをやっていますし、旧粟野町ではお囃子サミットというのをやっています。埼玉県秩父では、秩父神社参道で、約20団体が20連屋台囃子というのをやっています。

【回答】・「蔵の街からお囃子が聞こえる街づくり」というテーマで、お囃子連の練習発表や、交流の場として、後継者育成や会員増強のきっかけとして、また蔵の街とちぎを訪れる来訪者に、蔵の街とちぎの伝統文化に触れていただくため、現在17のお囃子連にご協力いただき実施しております。

・開催回数や練習時間の確保と併せて、感染防止対策、三蜜回避のため参加数を調整し開催させていただいておりますが、多くお囃子連が一堂に会する企画につきましては、お囃子連の方々と相談し実施を検討してまいりたいと存じます。

・現在、お囃子団体の連合組織がまだなく、関連した他団体との連絡や、共同企画は行われておりませんが、公開練習をきっかけに、囃子連同士の交流が深まり、将来的には連合組織に発展することが望まれます。

 

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