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妊娠を希望する女性・配偶者の方へ風しん抗体検査・予防接種費用の一部助成をしています

印刷 大きく印刷 更新日:2024年10月15日更新
<外部リンク>

費用助成概要

 栃木市では、風しんの抗体検査と予防接種の費用の一部を、独自に助成しています。
 妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんにかかると、胎児が感染し「耳が聞こえにくい」・「目が見えにくい」・「心臓に病気がある」などの「先天性風しん症候群」という病気にかかってしまうことがあります。

 なお、妊婦のパートナーが風しんを発症すると、妊婦そして胎児へ感染させてしまう可能性があります。パートナーも風しんにかからないよう予防することが大切です。

※妊娠している女性・妊娠の可能性のある女性は、予防接種を受けることはできません。
※女性が接種する場合、接種前約1か月間、接種後約2か月間は避妊をおこなってください。

助成金額・回数

  助成金額 助成回数
風しん抗体検査 2,000円 生涯に1回限り(予防接種は、風しんワクチン・麻しん風しん混合ワクチンのいずれか1回のみ助成)
予防接種 風しんワクチン 3,000円
麻しん風しん混合ワクチン 5,000円

対象者

栃木市内に住所を有する次のいずれかに該当する方

  1. 妊娠を希望している女性とその配偶者
  2. 妊娠している女性の配偶者

※「配偶者」とは、婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含みます。

接種までの流れ

(1)受診票・予診票について

市内協力医療機関での受診・接種の場合

 抗体検査の受診票と、予防接種の予診票は、市内協力医療機関の窓口に設置してあります。
 医療機関には、予診票のほか、説明書も設置しています。
 令和6年度風しん予防対策事業協力医療機関一覧 [PDFファイル/154KB]

市外医療機関での受診・接種の場合

 接種前に申込書を提出してください。提出がないと、助成ができません。
 市が助成する任意予防接種を市外で受ける方へ(要申込)

(2)予約

 医療機関に予約してください。(ワクチンの手配の必要があるため、必ず医療機関に連絡を入れてください。)

(3)抗体検査・予防接種

 抗体検査をおこない、抗体が基準に満たない場合は接種を受けます。
※予防接種は、風しんワクチンと麻しん風しん混合ワクチンのどちらか一方のみを接種します。

  • 市内医療機関→医療機関窓口で、あらかじめ助成金額を差し引いた金額を支払う
  • 市外医療機関→医療機関窓口では全額自己負担。後日、助成金額を健康増進課に請求

風しんとは

 「三日ばしか」と呼ばれることもある、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症です。風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。感染すると約2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。風しんの症状は子どもでは比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人~5,000人に1人くらいの割合で発生することがあります。また、大人がかかると、発熱や発しんの期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。
 また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障がいをもつ(先天性風しん症候群)子どもが生まれてくる可能性が高くなります。

(参考)風しんについて(厚生労働省)<外部リンク>

県の事業で、抗体検査を無料で受けられます

 抗体検査を県の事業で受け、予防接種が必要となった場合、予防接種の助成だけを栃木市から受けることも可能です。
 県の抗体検査の対象者等、詳細は県ホームページをご確認ください。

風しん抗体検査の実施について(栃木県)<外部リンク>

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