栃木市では、胎児の先天性風しん症候群の予防を目的に、風しんの抗体検査および予防接種への費用一部助成を行っています。
妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんウイルスに感染すると、赤ちゃんが先天性風しん症候群を持って生まれてくる可能性があります。
妊娠中の女性は予防接種を受けられないため、妊婦のパートナーが風しんを発症しないように予防することが大切です。
※妊娠している女性・妊娠の可能性のある女性は、予防接種を受けることはできません。
※女性が接種する場合、接種前約1か月間、接種後約2か月間は避妊をおこなってください。
栃木市内に住所を有する次の(1)または(2)に該当する方
(1)妊娠を希望している女性とその配偶者
(2)妊娠している女性の配偶者
抗体検査・予防接種、それぞれ生涯1回の助成
※予防接種は、風しんワクチンまたは麻しん風しん混合ワクチンのいずれか1回のみの助成となります。
助成金額 | ||
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風しん抗体検査 | 2,000円 | |
予防接種 | 風しんワクチン | 3,000円 |
麻しん風しん混合ワクチン | 5,000円 |
※検査・接種費用から市の助成金額を差し引いた額が、自己負担となります。
※予防接種は、風しんワクチンと麻しん風しん混合ワクチンどちらか一方のみとなります。
令和5年4月1日 ~ 令和6年3月31日
お電話(25-3512)または以下の窓口でお申し込みください。
市内医療機関に予約してください。
記入した予診票(または受診票)をお持ちのうえ、接種または検査を受ける。
(助成金額を差し引いた金額を支払う)
市外の医療機関で受けられる場合には、栃木市の受診票・予診票をお持ちのうえ、医療機関で一度全額自己負担していただき、1年以内に以下の窓口または郵送にて必要書類をご提出ください。
〒328-0027
栃木市今泉町2丁目1番40号
栃木市役所保健福祉部 健康増進課 予防係 宛
「三日ばしか」と呼ばれることもある、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症です。風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。感染すると約2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。風しんの症状は子どもでは比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人~5,000人に一人くらいの割合で発生することがあります。また、大人がかかると、発熱や発しんの期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。
また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障がいをもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。
(参考)風しんQ&A(厚労省HPへ移動)<外部リンク>
栃木県では風しん抗体検査を無料で実施しています。対象者等の詳細は、下記の栃木県ホームページをご参照ください。
抗体検査を県の事業を活用して受け、抗体価が低く、予防接種が必要となった場合、予防接種の助成だけを栃木市から受けることも可能です。
栃木県 風しん抗体検査 ホームページ(こちらをクリックすると別ページに移動します)<外部リンク>
クリックするとダウンロードできます。