【2023.8.19】防災×男女共同参画 いざという時のために! 親子で防災クッキングを開催しました
とちぎ市男女共生大学 第2回講座
8月19日(土曜日)10時からキョクトウとちぎ蔵の街楽習館 調理室で
栃木市食生活改善推進員(食改さん)の指導のもと、災害時に、限られた道具や食材を使って、 おいしい料理を衛生的に作る知識と技術を親子で学びました。
ポリ袋を使ったパッククッキング(家庭版真空調理法)
パッククッキングとは、耐熱性のポリ袋に食材を入れ、袋のまま鍋で湯せんする調理方法です。
普段の食品が使えること、加熱に使った水が汚れないので再利用できること、袋に入れたまま食器によそえば食器が汚れない、などのメリットがあります。
メニューは、トマトリゾットと野菜スープ、ポテトサラダです。
食材に火が通る時間を利用して、ローリングストック(常に一定量の食品が備蓄される状態を保つ方法)や備蓄食材の話を聞き、備蓄のコツを学びました。
さらに、紙で食器作りにも挑戦したり、食器にはラップをして使用したりすることも実践。
そして待ちに待った試食。
温かく、栄養バランスのよい料理を口にして、おいしいと実感!!
温かいものを食べられる幸せも感じることができました。
最後に、家事の見える化シートを使った家事シェアについても触れ、盛りだくさんの内容でした。
参加者の感想
当日は親子7組のみなさんが参加しました。
≪お子さんの感想≫
・自分で切って、上手に作れた。おいしかった。
・簡単に作れた料理が、とてもおいしかった。
・じゃがりこにお湯を入れるだけで、ポテトサラダができたことに驚いた。
・災害時でも、おいしい料理ができることがいい。
・災害の時は、落ち着いて行動したい。
≪保護者の感想≫
・ポリ袋を使って料理が簡単にできたことにびっくり。しかも野菜たっぷりのメニューでおいしかった。
・分かりやすい説明と料理だけでなく災害時の心得やお皿の作り方、家事分担の話まで聞くことができ、学ぶことが多かった。
・親子で防災に関する料理ができ、とても勉強になった。また、家庭でのジェンダーに対する役割も意識が向き、とても勉強になった。
・親子で災害時のことについて学んだり考えたりすることができ、よい機会となった、家事分担についてもよく話し合い、今後に生かしていきたいと思う。
本講座を通して、「子どもと一緒に作業する時間をもっと家でも作っていこう。」「子どもが、率先して作業に取り組んでいた。達成感のある顔が見られた。」など、親子での作業に充実感を得られたとの感想も多く見られました。今日の学びが、家族での話合いの場や共同で活動するきっかけになるといいです。