【2024.11.26】地域で活躍する女性ロールモデルの講座を開催しました
11月26日(火)、きららの杜とちぎ蔵の街楽習館にて第6回男女共生大学を開催しました。
青木千津子栃木市教育長に、「多様性を楽しめる社会の担い手づくりに向けて~とちぎ市の教育は、今~」と題して講演いただきました。青木教育長は市内の中学校の校長を経て、平成30年6月より栃木市教育長としてご活躍中です。
講演の前半では、自分の思いを強く持って道を切り開いていった教育長自身の経験を話してくださいました。まさに女性活躍のロールモデルにふさわしい内容でした。
後半では、多様性の視点から現在進行形の栃木市のグローバル教育についていくつかの具体策をあげて話してくださいました。生活科や社会科の授業の中でアイデンティティの確立を図る「ふるさと学習」、ALTと直接コミュニケーションを図る「グローバルデー」や「グローバルアワー」などなど。
終わりに、栃木市が教育の理念に据えている名誉市民山本有三先生の言葉を紹介して講演を閉じられました。
「自然は命令しない 自然は急がない だが、一秒たりともなまけていない」
【参加者の感想】
・資料でジェンダーに関する変遷がつづられていたが、もっと活躍したいと思っていた女性たちや多くの人と変わらず自分らしく生きたいと思ったマイノリティーの方たちの願いによって、実現していったものなのだろうと改めて感じた。
・6歳、2歳の子を育てながら今まさに仕事と家庭の両立に日々悩みながら過ごしている。私は上司や同僚にフォローしいただきながらなんとかやってこられているが、同じ年代の女性職員で悩んでいる人がたくさんいる。教育長が同じような経験をし、今や教育長という立場になっていることはそのような若手職員の励みになると思う。