【2024.7.18】インドの専業主婦がニューヨークに出かけて・・・女性の自己解放を描いた映画会を開催しました。
7月18日(木)とちぎ岩下の新生姜ホール(栃木文化会館)にて第2回男女共生大学を開催しました。インド映画「マダム・イン・ニューヨーク」を上映後、トーク交流会として気軽に感想を語り合う場を設け、一人では気づかなかった発見を得たり、より考えを深める機会となりました。
【映画あらすじ】
専業主婦シャシは、夫や子どもに尽くしてきたが、ことあるごとに家族の中で自分だけ英語が話せないことをからかわれ傷ついていた。そんな中、ニューヨークに住む姉から姪の結婚式の手伝いを頼まれ渡米することに。「4週間で英語が話せるようになる」と広告で見た英会話学校に内緒で通い、仲間と英語を学ぶうちに、一人の人間としての自信を取り戻していくシャシの物語。
【トーク交流会】
上映後のトーク交流会には30人ほどの方が参加してくださいました。6グループに分かれて、まずは自己紹介から始まりました。その後、映画に出てきたインドのお菓子ラドゥを食べながらの話し合いとなり、和やかな雰囲気の中で会話も弾んでいました。映画の中で印象に残ったことや、自分に照らして考えたことなどについて意見を交わし合いました。
【参加者の感想】
・「自己実現」…昔は家族と子どものために尽くすことだったが、今は自分を高めることが自己実現につながっている。
・毎日の生活の中で、一つ一つの生活上の慣習を当たり前と捉えてきたけれど、母親も人間だし家族の中で認めてもらいたいと思っている。自分を振り返っても思うところはあるが、夫に今まで要求せずに来てしまった。
・最後のスピーチの中の「自分を助けるのは自分」という言葉が印象に残った。ダメな自分もいい自分も認められるのは自分である。自分を愛せれば自分に自信もできるし、家族に対しても余裕ができる。自分を愛することが大事だと分かった。