【2025.9.9】防災になぜ男女共同参画の視点が必要なのか!防災講座を開催しました
その時に備えて~男女共同参画の視点からの防災講座~
9月9日(火曜日)栃木市役所3階正庁にて第3回男女共生大学を開催しました。
「その時に備えて~男女共同参画の視点からの防災講座~」のテーマで、(公財)とちぎ男女共同参画財団の芳村佳子さんに講話と実演をお願いしました。
講師紹介
公益財団法人とちぎ男女共同参画財団 防災士 芳村 佳子先生
講座の様子
当日は、20代から80代までの47名が参加しました。
講座の冒頭では、2015年9月関東・東北豪雨、2019年10月令和元年東日本台風における栃木市内・栃木県内の被害状況と、避難所の様子を映像で確認しました。その後、栃木市防災ハザードマップを使い、参加者自身の自宅付近で起こりうる災害について理解を深めました。
続いて、DVD「避難所の開設と運営のしかた」を視聴して避難所運営をイメージした後、段ボールベッドや間仕切りテント、簡易トイレの設営を参加者全員で体験しました。段ボールベッドは腰痛予防や椅子代わりにも有効で、避難所で欠かせないことを学びました。また、災害時にはトイレの使用可否を確認し、水が流れない場合はビニール袋・凝固剤・消毒などを用いる必要があることも説明されました。
さらに、暴力や盗難への備えとして、警察の巡回や相談体制、防犯ブザーの活用など、安全対策の重要性について学びました。
参加者からは、
- 段ボールベッドや間仕切り、トイレを実際に組み立てる体験ができてよかった。何かあった際に役立てたいと思います。
- 災害時の避難所では、男女関係なく自主的に動き、協力、協調が必要だと感じました。
- 避難所設営のシュミレーションが必要だと感じました。
などの感想が寄せられました。