日本画家・清水保男(本名は保雄)は昭和3(1928)年に栃木県栃木市で生まれ、平成17年(2005)年に亡くなりました。日展や日本画院に同人として出品を重ね、昭和38年の第23回日本画院展では《シャボテンと飛行機雲》がN氏賞を受賞しました。
清水が描く主なモチーフは、清水の周辺に広がる風景で、四季折々の自然の表情を独自の視点で切り取り、穏やかな筆致で描きました。
一方、小学生を対象にした絵画教室を開設し、子どもたちの美術教育に力を注ぎました。また、本市ゆかりの日本画家で、清水と同じく日本画院同人として活躍した高野薫邦とともに本市の文化振興にも尽力しました。
本展は、清水保男の初期から晩年までの活動を約40点の作品から振り返る初めての回顧展です。清水の温かい眼差しで描かれた風景との出会いをお楽しみください。
2020年4月22日(水曜日)~6月14日(日曜日)
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
一般(高校生以上)/500円(300円)、中学生以下は無料()内は20名以上の団体割引料金
*身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
栃木市、栃木市教育委員会、とちぎ蔵の街美術館
朝日新聞宇都宮総局、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、東京新聞宇都宮支局、毎日新聞宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局、NHK宇都宮放送局、株式会社エフエム栃木、栃木ケーブルテレビ、株式会社とちぎテレビ、株式会社栃木放送
担当学芸員によるギャラリートーク
5月16日(土曜日)、6月14日(日曜日)に予定しておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止とさせていただきます。