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栃木初の写真師 片岡如松 -時代を写した写真と絵葉書

印刷 大きく印刷 更新日:2019年11月22日更新
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 片岡如松(かたおかじょしょう 1843~1919)は、旧日光輪王寺宮御家来衆の武士の家に生まれ、日本の職業写真の祖とされる下岡蓮杖(しもおかれんじょう)の弟子・横山松三郎と運命的な出会いを果たすと、明治3年(1870)(一説に明治2年)、栃木県初となる写真館を日光で創業しました。明治5年(1872)に栃木町に移ってから、150年にわたり栃木の町や人々を撮影してきた片岡写真館は、現在も営業を続け、歴史の記憶をとどめています。

写真ならびに印刷の技術の向上と深く関わりのある絵葉書は、日本で明治33年(1900)に私製葉書が認可されると、全国的に次々と発行されるようになります。名所旧跡、戦争・災害といった時事的なものから、学校の運動会などの行事記念として制作されることもあった絵葉書ですが、栃木では片岡写真館や地元の書店が関わって、数多くの絵葉書が発行されました。

 片岡如松の没後100年にあたる本年、如松と、その息子・武が写した写真や、明治期から昭和にかけての絵葉書を通して、近代の栃木を振り返ります。

 

会期

2019年11月12日(火曜日)~12月22日(日曜日)
 

開催時間

午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 

休館日

毎週月曜日
 

観覧料

一般(高校生以上)/500円(300円)、中学生以下は無料()内は20名以上の団体割引料金

*身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
 

主催

栃木市、栃木市教育委員会、とちぎ蔵の街美術館
 

後援

朝日新聞宇都宮総局、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、東京新聞宇都宮支局、毎日新聞宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局、NHK宇都宮放送局、株式会社エフエム栃木、栃木ケーブルテレビ、株式会社とちぎテレビ、株式会社栃木放送
 

関連イベント

ワークショップ「100年前のカメラを体験してみよう」

片岡写真館で実際に使っていた暗箱カメラで、当時の撮影の様子を体験します。

日時:12月1日(日曜日)午後2時~(2時間程度)
場所:とちぎ蔵の街観光館2階多目的ホール
講師:片岡惟光氏(片岡写真館4代目)
定員:10名(11月6日(水曜日)より電話申込先着順 参加費無料)
申込:とちぎ蔵の街美術館 電話0282-20-8228
 

担当学芸員によるギャラリートーク

日時:11月16日(土曜日)、12月8日(日曜日)、12月22日(日曜日)いずれも午後2時~(40分程度)