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企画展 広重 二つの東海道五拾三次 保永堂版×丸清版

印刷 大きく印刷 更新日:2016年6月19日更新
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広重展 おもて広重展 うら

 歌川広重(1797-1858)の代表作、保(ほ)永堂(えいどう)版《東海道五拾三次之内》は、江戸から京都への東海道の道のりをたどった全55枚のシリーズです。天保4年(1833)に、はじめ保永堂(竹内孫八(たけのうちまごはち)と僊(せん)鶴堂(かくどう)(鶴屋喜(つるやき)右(え)衛門(もん))から共同出版され、のちに保永堂からの単独出版となり、天保5年(1834)、53カ所の宿場町に日本橋と京都を加え
た大判錦絵全55図が完結しました。
 《東海道五拾三次之内》が好評を博したことにより、名所絵師としての確固たる地位を築いた広重は、生涯にわたって20種以上もの東海道シリーズを残しました。画中の題が隷書体で書かれていることから「隷書版東海道」とも呼ばれる丸清版の東海道五拾三次もそのうちの一つで、保永堂版が世に出てから15年後の嘉永2年(1849)、丸屋(まるや)清(せい)次郎(じろう)の寿(じゅ)鶴堂(かくどう)から出版されました。
本展では、保永堂版と丸清版、二つの東海道五拾三次を同時に展示します。それぞれの構図の違いやその様子をお楽しみください。

会期

平成28年4月9日(土曜日)~6月19日(日曜日)

開館時間等

  • 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、5月6日(金曜日)

観覧料

一般・大高生 300円
※中学生以下は無料
※20名以上の団体は200円
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料

主催

栃木市、栃木市教育委員会、とちぎ蔵の街美術館

後援

朝日新聞宇都宮総局、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、東京新聞宇都宮支局、日本経済新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局、NHK宇都宮放送局、株式会社エフエム栃木、栃木ケーブルテレビ、株式会社とちぎテレビ、株式会社栃木放送、小山工業高等専門学校

協力

公益財団法人日動美術財団 笠間日動美術館、日本美術商事株式会社

関連イベント

記念講演会

「広重とめぐる東海道」

  • 講師=前田詩織 氏(中山道広重美術館 学芸員)
  • 日時=4月23日(土曜日)午後2時30分~3時30分
  • 会場=とちぎ蔵の街観光館 2階多目的ホール
  • 当日先着50名(聴講無料)

学芸員によるギャラリートーク

4月30日(土曜日)、5月15日(日曜日)、6月4日(土曜日)
各日、午後2時から
観覧券をお求めのうえ、美術館受付にお集まりください。