フレイルを予防しよう
フレイルとは
フレイルとは「加齢に伴い心身の機能が低下した状態」のことを言います。しかし、フレイルは早い時期に予防や治療を行えばより健康な状態に戻すことが可能です。フレイルを予防するために、以下のことに気をつけて生活しましょう!
低栄養に要注意
年を重ねると、肥満より低栄養(やせ気味)のほうがフレイルになりやすいと言われています。
※持病がある方は主治医に相談しましょう。
- できるだけ多様な食材をバランス良く食べましょう。(主食・主菜・副菜をそろえる 等)
- たんぱく質をしっかりとりましょう。(肉、魚、卵、豆腐類 等)
- 栄養をしっかりとりましょう。(3食+ヨーグルトや果物などの副食を取り入れる 等)
- 水分を十分にとりましょう。
- 食欲を増やすための工夫をしましょう。(盛り付けを工夫したり、香辛料を使う 等)
※低栄養についての詳しい内容は、フレイル予防リーフレット [PDFファイル/1.45MB]をご覧ください。
口腔ケアを意識して行いましょう
歯や歯ぐきの不具合から、低栄養状態になりやすかったり、誤嚥性肺炎になりやすくなります。できる限り、食後に口腔ケアをしましょう。
- 歯みがきは、小さめ、やわらかめの歯ブラシなどを使って、毎日ていねいにみがきましょう。
- 入れ歯の手入れは、専用の歯ブラシや洗浄剤を使って、毎日ケアしましょう。
- 舌の清掃を取り入れましょう。(細菌の増殖を防ぎ、口臭を予防します。舌の専用ブラシもあります。)
栃木市では、対象者に高齢者歯科口腔健診を実施しています。健康な歯や歯ぐきを保つためにも、ぜひ受診しましょう。
歩く機会を増やしましょう
自宅にいると、座りっぱなしになっていませんか。体調と相談しながら、できる限り歩くようにしましょう。
体力に自信がない方は、少しずつ歩く歩数を増やしましょう。歩数を毎日カウントすると、習慣化にもつながります。
人とのつながりを大切にしましょう
人と交流することで、認知機能が鍛えられ、心身が元気になることが期待できます。
週に1回以上は、外出をしたり、家族や友人と連絡を取るようにしましょう。