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風しんに注意!

印刷 大きく印刷 更新日:2025年4月1日更新
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 風しん患者の報告の多くは30代から50代の男性です。この年代の男性は、風しんの抗体価が低い方が2割程度存在していることが分かっています。
 30代から50代の男性及び妊婦の夫や同居家族、妊娠を希望する女性のうち、風しんにかかったことや風しんの予防接種を受けたことがない方、もしくは風しん抗体価が低い方については、任意で風しんの予防接種を受けることを検討してください。

風しんとは

 風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。

 症状は無症状の方から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあ るため、決して軽視はできない疾患です。

 また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。

風しんかもと思ったら

 感染拡大を防止するために、他人にうつさないことが大切です。体調がすぐれない場合には、無理して外出するのはやめましょう。やむを得ず外出する際は、咳エチケットを徹底し、人混みを避けましょう。風しんを疑う症状(発熱・発疹)が出現した際は、医師に相談しましょう。

関連リンク

厚生労働省HP(風しんについて)<外部リンク>

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