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令和5年度 栃木市民大学実践講座

印刷 大きく印刷 更新日:2023年8月28日更新
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多文化共生コース 実施状況

 はじめに

 栃木市にも、多くの外国の方が住むようになってきました。近くで生活し、あいさつをかわし、働いている姿を見かけた方もいらっしゃると思います。これから、外国の方とよりよい関係を築き、互いに居心地のよい生活を送るために、私たちはどのようなことを大切にしたらよいでしょうか。

 このコースは、全5回の講座を通して、日本人と外国人が一緒に学んでいき、多文化共生社会の実現のために、お互いにできることについて考えていきます。

第1回 相手を知ることから始めよう 伝える伝わる 「やさしい日本語」講座(R5.8.5)

1 目的

 日本人と外国人の間のコミュニケーションを円滑にするために、「やさしい日本語」のポイントを学び、実際に活用するなどして体験的に学ぶ。

2 内容

 ○ 開講式

 ○ 講演   演題 相手を知ることから始めよう 伝える伝わる 「やさしい日本語」講座

        講師 公益財団法人 栃木県国際交流協会 田島 亮子 氏

 ○ 交流タイム

3 参加者

 ○ 38名

  ※ 日本籍:18名(中学生ボランティア3名を含む)

  ※ 外国籍:20名(ネパール、ブラジル、インドネシアの出身の方)

4 講演から学んだこと

(1)「やさしい日本語」とは?

  日本語が十分でない外国の方に、分かりやすい言葉や表現に言い換えたり、書き換えたりした日本語のこと。

(2)「やさしい日本語」が生れた背景

  1995年の阪神・淡路大震災の際、外国人被災者への情報提供が課題となったことがきっかけ

(3)「やさしい日本語」で話すポイント

  ★ ゆっくり  短く  簡単な言葉で田島先生

  ★ 熟語は簡単な言葉に直すこと

    敬語は使わないこと

    具体的な言葉で話すこと

    カタカナ外来語は伝わりにくい

  ★ 身振り手振りで積極的なコミュニケーションを

    相手の理解を確認しながら

    相手の話をよく聞くこと

    工夫して伝えようとする頑張りも大切

5 参加者の声

日本の方から

  • 近所に外国の方が住んでいても、交流を持つ機会はあまりありません。今日は、外国の方とたくさんお話ができ、やさしい日本語のポイントもよく分かってよかったです。
  • 外国の方との会話を通して、外国の方の気持ちを知ることができました。とても貴重な時間になりました。
  • とても勉強になりました。街で外国の方に声をかけられても、「やさしい日本語」で、自信を持って話せるようにしたいです。
  • 外国の方と話すことがとても楽しかったです。今までこんなに楽しいことを見逃していたんだと思いました。思うように言葉が伝わらないこともあったけど、伝わったときはとても嬉しくて、達成感を味わいました。

外国の方から

  • 「やさしい日本語」を日本の方と一緒に学び、一緒に過ごす時間は、とても有意義で楽しかったです。
  • 日本の方と同じグループで、お話ししながら学ぶ機会は、今までありませんでした。会話をするときに、「やさしい日本語」のポイントを意識すると、今までよりも早く理解してもらえたり、私も理解できたりして驚きました。
  • 私は、日本語が分かっていても変なことを言うのが怖くて、あまり日本語で話そうとしませんでした。でも、今日は、皆さんがとてもやさしくて、何か分からないことがあったら丁寧に説明してくれました。おかげで、日本語で話すことに抵抗がなくなりました。私に自信をつけてくれました。ありがとうございました。

グループA グループB グループC
グループD グループE グループF

 

第2回 チャパティ&チャイづくりにチャレンジ試してみよう いつもとちがう食文化(R5.9.2)

1 目的

 主に南アジア地域で食べられている「チャパティ」や「チャイ」を協力して調理し、交流を深めながら互いの文化のちがいやよさを味わい、他者理解の大切さを体験的に学ぶ。

2 内容

 ○ 実習   

    演題 チャパティ&チャイづくりにチャレンジ 試してみよう いつもとちがう食文化講師

    講師 バンジュ スディパ さん(栃木市在住ネパール人)

 ○ 交流タイム

3 参加者

 ○ 37名

  ※ 日本籍:22名(中学生ボランティア4名を含む)

  ※ 外国籍:15名(ネパール、バングラデシュ、パキスタン、ブラジルの出身の方)

4 「チャパティ」と「チャイ」づくり

○ チャパティ

 主にインド・ネパールや中近東で食べられています。全粒粉の小麦粉に塩・水を練りこんだ生地を、円形の鉄板やフライパンなどで焼きます。生地を発酵させないので、「ふっくら」はしませんが、独特の香ばしさがあります。ネパールでは「ローティ」と言います。

  1. 一人分の分量となる全粒粉(アタ粉:150g)をボウル入れます。(好みで塩も)
  2. 水(100ml)を数回に分けて入れて混ぜ合わせます。(好みでサラダ油やバターも)
  3. 生地がまとまってきたら、なめらかになるまでこねます。
  4. 生地をラップで包み、30分間程度ねかせ、4等分にして丸めます。
  5. 台と生地に打ち粉をして、手で平らにしたあと、麺棒で均一の厚さに丸く伸ばします。
  6. 強火に熱したフライパンで1枚ずつ焼きます。生地が水蒸気でふくらんだら裏返し、両面に焼き色がついたら完成です。

○ チャイ

 インド式に甘く煮出したミルクティーのこと。お好みで、スパイスやショウガを少量加えたチャイもあります。ネパールでは「チヤ」と言います。

  1. 鍋に、茶葉(大さじ1)、水(100ml)、お好みのスパイスを入れて煮出します。
  2. 牛乳(300ml)を入れて軽く沸騰させ、お好みの甘さになるように砂糖を入れます。
  3. 茶こしを使って、カップにそそいで完成です。

料理1 料理2 料理3

料理4 料理5 料理6

5 参加者の声

日本の方から

  • 料理をしながら話をして、外国のいろいろなことを知ることができて楽しかったです。また、日本と外国の文化のちがいも楽しむことができました。
  • 国籍も年齢もちがう人たちの集まりですが、コミュニケーションをとるのが楽しかったです。料理をしながら、メンバー同士が仲良くなっていくのを実感できました。言葉が通じなくても何とかなるものです。
  • 仲良くなれた人が増えて嬉しかったです。「また会いましたね」という言葉を交わすことができるようになって、それも嬉しかったです。「仲良し度」もずっと上がりました。
  • 今までに、パキスタン、ネパール、バングラデシュの方とは出会ったことがなかったのですが、たくさんお話ができて、とってもよい機会となりました。

外国の方から

  • いろいろな人と出会えて、とても楽しかったです。また、このような会を開いてほしいです。皆さんに、心からありがとうと言いたいです。
  • みんなと仲良くできました。第3回にも参加して、みんなと再会して、もっともっといろいろな話をしたいです。
  • 今日初めてチャパティとバングラデシュのカレーとネパールのカレーを食べました。とてもおいしかったです。ミルクティ最高!「おいしい」と「楽しい」の時間でした。

グループA グループB グループC

グループD グループE

 

第3回 畳の文化から考える多文化 畳をつかった小物づくり(R5.10.7)

1 目的

 和室で使われている畳の文化や構造等について体験的に学び、畳の材料を利用したコースターづくりを一緒に行うことにより、互いの文化のちがいやよさに気付けるようにする。

2 内容

 ○ 講座   3-1

    演題 畳の文化から考える多文化 畳をつかった小物づくり   

    講師 針谷畳工業 針谷 伸一 氏

 ○ 「畳」についての説明と針を刺す体験

 ○ 「コースター」づくり

 ○ 交流タイム

3 参加者

 ○ 30名

  ※ 日本籍:14名(中学生ボランティア2名を含む)

  ※ 外国籍:16名

   (ネパール、バングラデシュ、パキスタン、インドネシア、シリア、ナイジェリアの方)

4 「畳についての説明」と「コースターづくり」

(1)畳について

  畳の歴史、畳の構造と部分の名称、畳の材料、手入れの仕方などを学びました。

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(2)針を刺す体験

畳の「縁」を縫います。丁寧に、一針一針を畳に刺し、緩まないようにひじを使って締めます。

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(3)コースターづくり

畳の「表」に自分の好みの和紙を「縁」に見立ててボンドで丁寧に貼り付けます。

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5 参加者の声

日本の方から

  • 3回目になり、外国の方と接するのも慣れてきました。「つながり」を大切にしていきたい。
  • 畳職人さんの畳に込めた熱い思いが伝わってきました。日本人として、改めて畳の良さを学びました。
  • 作業を協力してできてよかったです。ただ、作業に集中して、話をするのが足らなかったかもしれません。もっと積極的に話しかけられればよかったと思いました。
  • 「畳」の勉強は楽しかったです。畳作りも体験できて貴重でした。
  • アイスブレイクなど入れて、参加者の関係をもっと近づけてから始められるとよいです。初めて参加した方が話をしやすい雰囲気を作ってから進められるともっとよかったと思います。
  • コースターの色合いが、出身国によって好みがあるのかなぁと思いました。
  • 針谷さんが説明しているときに、外国の方が質問したり、話しかけたりしていて、とてもアットホームな雰囲気で参加することができました。外国の方の日本語が上手なうえに、質問するのも上手だったのでびっくりしました。

外国の方から

  • 講師の針谷先生がやさしくて、かっこよくて、クールでした。
  • 畳に針を刺す体験が難しかったです。でも、針谷先生が近くにいてくれたので安心してできました。たくさん教えてもらえて嬉しかったです。
  • 針谷さんのご家族の方が、とても丁寧に教えてくれたので、不器用な私にもかわいいコースターが作れました。ありがとうございました。
  • いつも参加しているメンバーとは、だいぶ知り合えるようになってきました。でも、まだまだ話し足りないと思います。次回の講座も楽しみにしています。
  • 畳について疑問だったことを質問できてよかった。畳の上に飲み物などをこぼさないように注意していきたいです。

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第4回 学んで始める『多文化共生』ワークショップ(R5.11.4)

1 目的

 「多文化共生」をキーワードとして、日本人にとっても外国人にとって安心感と居心地のよさを感じながら生活していくために大切なことについて話し合い、自分たちにできることについて考える。

2 内容

 ○ 講座    4-1

    演題 「多文化共生」を考える               

    講師 TABUWATA(多文化共生に興味あるんです、私)

                 代表 栗又 由利子 氏      

3 参加者

 ○ 17名

  ※ 日本籍:8名

  ※ 外国籍:9名(学生ボランティア2名を含む)

        (ネパール、パキスタン、インドネシアの方)

4 「多文化共生」に関するワークショップ

○ 気付く
  ・ゲームをしましょう~何に気付きましたか?

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 ○ 理解する
  ・「どうして?」を考えると、「理解」につながる

 ○ 楽しむ
  ・違うことは、おもしろい
  ・私も、「同じ」と思っている人と違うかも 私は、「違う」と思っている人と同じかも

 ○ 折り合いをつける
  ・譲れないことはなんだ? 妥協できることはなんだ?

 ○ 「多文化共生のまち」とは?
  ・「必要なもの」と「不必要なもの」
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 ☆ 私が、多文化共生のまちづくりのために、明日、始められること

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5 参加者の声

日本の方から

  • 多文化共生の考え方や理解の仕方が、とても分かりやすく勉強になりました。
  • 自分にできることを考えながら生活しようと思いました。まずは、「あいさつ」から!
  • 外国の方を見かけたら、自分から声をかけてみようと思いました。自分で「壁」をつくらないように。
  • いくつになっても、新しいことを勉強することは、よい時間だと思いました。外国の方が、自分の国のことを生き生きとお話されている姿が印象的でした。
  • 多文化共生について、どんな風に考えていったらいいか、とっかかりを学ぶことができました。困っている人がいたら、声をかけるということが、当たり前になっていくといいと思いました。
  • 今回は体験ではなく、座学だったので、いつもよりもたくさん話をする時間があり、交流できたと思います。栗又先生のお話も分かりやすく、楽しく学ぶことができました。
  • 栗又先生の経験談に「なるほど!」と思うことがありました。文化の違いを「楽しめる」ようになりたいと思いました。

外国の方から

  • きょう、きてよかったです。
  • 今日は、楽しかったとおもしろかった、でした。
  • とてもよいブログラムでした。日本に住む日本人と外国人が知り合いになり、話合いをする時間は、お互いを知るために大切な時間となりました。
  • ネパールの文化について、日本人に話をすることができて、とても嬉しかったです。多文化共生のまちをつくるために、自分にもできることがあることを知りました。とっても勉強になりました。
  • 私たちの生活習慣が、日本とは違っていることもあるけれども、その違いには理由があることを栗又先生が説明してくれて嬉しかったです。日本の方にも、分かってもらえたかな。

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第5回 わたしたちから「たぶんかきょうせい」をはじめよう(R5.12.2)

1 目的

 国籍が違っても互いに理解・尊重し合うことで、居心地がよくなっていくことを体験的に学びながら、自分たちが目指す多文化共生社会について考え、次の一歩を踏み出す準備をする。

2 内容

 ○ 講 座  わたしたちから「たぶんかきょうせい」をはじめよう (進行 生涯学習課 担当)  

 ○ 閉講式   

3 参加者

 ○ 20名

  ※ 日本籍:11名(中学生ボランティア4名を含む)

  ※ 外国籍:9名(ネパール、パキスタン、バングラデシュの方)

4 ワークショップ

 ○ はじめに
  ‣これまでの講座(第1~4回)を振り返って
 ○ 全体ワーク
  ・インタビューアタック15~改めて自己紹介!あなたの○○は?~

インタ1 インタ2 インタ3

インタ4 インタ5 インタ6
 ○ グループトーク
  ・もっと○○について学びたい!一緒に○○をしてみたい!
  ・多文化共生コースのグループに名前を付けるとしたら?
  ・「くららフェスタ」にグループで参加します。何をしたい?
 ○ 「おわり」は「スタート」

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グル4 グル5 グル6
 ☆ これからの「たぶんかきょうせい」を、わたしたちからはじめましょう!

5 参加者の声

日本の方から

  • このようなボランティア活動は初めてでした。なかなか言葉が通じないこともありましたが、協力して楽しくコミュニケーションがとれました。いつも皆さんがやさしく話しかけてくれて嬉しかったです。
  • 学校にも外国の方はいるけれども、交流の機会はあまりありません。この講座にボランティアで参加して、これまでの生活にはなかったことを経験することができました。外国の方や地域の大人の方と一緒に何かを作ったり、話をしたりすることがとても楽しかったです。
  • 「やさしい日本語」で話すと、外国の方との会話が盛り上がりました。外国の方と会話するときは、分かりやすい言葉や具体的な言葉を意識して会話を楽しみたいです。
  • ボランティア活動に参加するのは初めてで最初は不安がありましたが、外国の方がたくさんサポートしてくれて、すぐに不安はなくなりました。私は英語が苦手ですが、日本語でも分かりやすく、ゆっくり話せば、会話ができることを学びました。外国の方との大切な思い出ができました。今後もこのような機会があったら、ぜひ参加したいと思います。
  • 外国の方との距離がとても縮まりました。今までは、日本人である私たちの方が関わろうとしていなかっただけのように感じました。外国の方は思っていた以上に、日本語を学びたいと思っていたし、日本のことを知ろうとしていました。本当に驚きました。また、機会があったら参加したいです。
  • グループワークでは、外国の方と相談して考えをまとめることができました。私はネパール語ができませんが、コミュニケーションは取れることを学びました。仲良くなった外国の方が増えました。
  • 何をしたらよいか分からないときは、スタートラインに戻ることの大切さに気付きました。一歩一歩、前進していきましょう。
  • 全5回を通して、「多文化共生」について、いろいろな視点から学ぶことができました。これから、イベントなどを外国の方と一緒にやっていくときには、外国の方が活躍できるようにサポートしていきたいと思います。
  • もっとお互いのことを話して、もっともっと仲良くなりたいです。

外国の方から

  • 今日はとても楽しかったです。この多文化共生コースのように国籍に関係なく、手と手を取り合い、分からないことを教え合いましょう。そして、私たちみんなで前に進んでいきましょう。
  • 一緒に歩んでいきましょう!
  • タノシカッタデス。コレカラモ、サンカシタイデス。ヨロシクオネガイシマス。
  • 国籍が異なる人たちが、知り合い、会話し、相談することができました。このような機会は今までなかったので、とても楽しかったです。素晴らしい機会でした。企画した方、参加した方のみんなに感謝です。
  • 日本人と他の国の人と一緒に、提示されたテーマについて話し合いをしました。私は日本語があまりできませんが、皆さんが協力してくれたので、言いたいことを伝えることができました。ありがとう。
  • 私は日本語を勉強中です。ここの参加者の方にも日本語を教えてもらっています。ここにいる方たちは、とても親切で私を助けてくれます。私は、もっと多くのことに参加して、よい経験をしていきたいです。
  • 楽しい経験をたくさんしました。学ぶこともたくさんありました。いろいろな違いがありますが、このような講座に参加し、つながりを増やしていくことで、未来はよくなっていくと思います。
  • 私は日本語ができません。もっともっと日本語を勉強したいです。そして、日本の方と一緒に、多くのことに取り組みたいです。

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                            ご協力ありがとうございました!

じっせん! みんなで「くららフェスタ2024」にさんかしよう!(R6.3.10)

1 目的

 「多文化共生」をテーマに国籍を越えて一緒に学び、築いてきた関係性を生かし、他団体とも連携しながら、私たちにできることに取り組む。

2 内容

 ○ 多文化共生コース受講生の国紹介はじめ

  ・掲示物発表 ・メヘンディ体験 ・セルローティ試食 等  

 ○ 栃木県青年海外協力隊OB会との協働 

 ○ 実行委員企画「多文化共生サロン」への協力 

3 当日

 ○ 準備:掲示物の作成

 各国のお勧めの場所の写真を貼ったり、紹介文を受講生の国の言葉・文字で書いたりしました。

 準備 準備2 準備3

準備4 準備5 準備6

 ○ メヘンディ(ヘナ)体験

 メヘンディとは、ヒンディー語(インドの言葉)で、「ヘナで肌を染める・模様を描く」ことを意味します。当日は、パキスタンの方が希望する方にメヘンディを施していました。 

へな1 へな2 へな3

 ○ 栃木県青年海外協力隊OB会との協働

 協力隊OB会が、世界の国旗プラバンや協力隊ガチャで会場を盛り上げていました。協力隊ガチャでは、世界の小物が出てきましたが、何が出てくるかはお楽しみ♪でした。また、キッズスペースも用意してくれました。

協力隊1 協力隊2 協力隊3

 ○ 多文化共生サロンの様子

(1)自己紹介ゲーム:参加者同士が多くの人と言葉を交わし、顔見知りになりました。

いんた1 いんた3 いんた4 いんた5

いんた6 いんた7 いんた8 いんた9

いんた10 いんた11 いんた12 いんた13

(2)さいころトーク:自分のことを知ってもらうゲームです。何が出るかな♪

とーく1 とーく2 とーく3

とーく4 とーく5 とーく6

(4)そのほかに

ほか1 ほか2 ほか3

ほか4 ほか5 ほか6

4 参加者の声

日本の方から

  • パキスタンの方が肌にアートをしてくれるのをみて、まだまだ知らないことが多いな、と思いました。
  • 参加者の年齢層が異なっていて幅がありましたが、皆さんが集まって楽しんでいました。外国の方が多く参加されていたのも普段の関係性があってこそだな、と思いました。このようなコミュニティがそれぞれの地域にあることはとても良いことだと思います。
  • 参加してよかったです。外国の方の実直さ、勤勉さ、日本人と良好な関係を築きたいという気持ちなどを肌で感じることができました。このようなイベントに、日本の方が多く参加していくと、外国の方の思いや願いを理解できるので、外国の方と触れ合える機会を定期的に持てたらよいですね。
  • 外国から来ている若い世代の方たちへの支援をもっと充実させていく必要があると思いました。
  • 今回、参加された外国の方の多くが、英語と母国語と日本語を話していました。私は、自分がもっと英語を話せるようになって、たくさんの方とお話したかったです。これから先、いつか、外国の方と一緒に彼らの母国に行ったり、栃木市を散策したりしながら、お互いの国や地域のことを紹介し合えたりしたら楽しいでしょうね。
  • このような機会を、私の住んでいる地域や他の市町でも行って、お互いの意見や気持ちを伝えたり、悩みを共有する時間をつくりたいと思いました。
  • 「多文化共生」に興味のある方の多さと思いの強さに驚きました。外国の方が民族衣装を着て参加してくれたので、イベントの雰囲気も多文化モードになっていました。これから、イベントのような非日常のときだけでなく、なんでもない日常の生活の中でも多文化共生を意識した関係性でいられるようにしたいと思いました。
  • 子ども食堂とのコラボで、ペルーの方も日本の方もやりきった感じを共有でき、ペルー料理もおいしく食べてくれて嬉しかったという声も聞けてよかったです。
  • 前の講座で知り合った外国の方と久しぶりに会えて、近況を伝え合うこともできて、とても嬉しかったです。
  • 外国の方も日本の方も、全員が心からの笑顔で参加できてよかったです。前の講座のとき、母国の料理を一緒に作ったり食べたりしてすぐに仲良くなれました。今日は再会できてうれしかったです。また、メヘンディを体験して、指先などが直接触れ合うことでより距離が縮まって仲良くなれました。今後、お互いの国の衣装を交換して着付けをして写真を撮ったり、お花見やお茶会などのティーパーティをしたりするのはいかがでしょうか。それぞれの国のお歌を歌うことなども盛り上がりそうです。互いのことをよく知り、理解し合える機会を作っていきましょう。
  • ホントにたくさんの方が参加していましたね~。

外国の方から

  • イベントには、パキスタンのパーティドレスを着て参加しました。皆さんからたくさん声をかけてもらって、一緒に写真を撮ったり、おしゃべりしたり、とっても楽しかったです。とても興奮した一日でした。本当にありがとう。
  • 母が選んでくれたパキスタンの服を着て参加できて幸せでした。日本の人にもパキスタンの服を着てもらいたいと思いました。
  • 私たちは家族みんなで参加できて楽しかったです。娘も日本の方とお話ができてとても嬉しそうでした。まだまだ日本語が上手ではないので、いっぱい勉強して友達を増やしていきたいです。
  • 私たちだけでなく、他の国の人ともコミュニケーションがとれて楽しい一日でした。私は準備から手伝うことができて、日本の人ともより仲良くなれました。このような機会は貴重ですね。
  • 日本に来て2か月で、日本語が上手に話せなかったけれども、みなさんが私の話をよく聞いてくれて、とても嬉しかったです。自分のことを話すのは、恥ずかしかったのですが、今までにこのようなチャンスはなかったので、とても楽しかったです。
  • 友だちに誘われてきました。はじめはどんなことになるのか不安だったけれども、同じ国の人もいたし、他の国の人とも英語で会話ができたので安心しました。もっと日本語の勉強を頑張って、もっともっとたくさんの人とお話がしたいです。
  • 自分の国のポスターがあって嬉しかったです。自分でもポスターを作って、自分の国を紹介したいです。
  • 今回はメヘンディでしたが、今度は私の得意なことを皆さんの前で披露したいです。まずは料理から!

集合写真

                            ご協力ありがとうございました!

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