栃木市文化会館再編等に係るロードマップ

　本市は１市５町の合併により、旧市町が各々に整備した公共施設を多数所有しており、それら施設の中には、経年による老朽化が進み、建て替えや改修の時期を迎えているものも見られ、将来的な財政負担を考慮した公共施設の在り方の見直しが必要な状況にあります。

　このような状況を踏まえ、公共施設再編等の関連計画等において示されている方針に基づき文化会館再編の取り組みを推進していくに当たり、まずは再編等に係る基本的な考え方を整理した上で、中長期的に使用する施設を明確化し、文化会館の計画的な施設改修及び設備更新等を行うため、再編等に向けたロードマップを定めるものです。　

基本的な考え方

　本市の既存文化会館４館については、将来的には『立地適正化計画』基づき、栃木複合的都市拠点（栃木駅・新栃木駅周辺）への集約を目指していくものの、今後、厳しい財政運営が見込まれており、文化会館の新設は困難な状況であることから、中長期的には栃木文化会館の長寿命化を図りながら使用していくこととします。
　また、岩舟文化会館については、音楽ホールとしての機能に優れ、中ホール・多目的ホールを有し使い勝手も良いことに加え、国道50号沿いに位置し交通利便性も高く、利用状況も良好であることから、当面の間は必要な補修を行いながら使用することとします。
　なお、藤岡文化会館及び大平文化会館については、『公共施設適正配置計画』及び『総合支所複合化基本方針』に基づき、地域複合施設の整備に合わせて閉館とします。

栃木市文化会館再編等に係るロードマップ

　　栃木市文化会館再編等に係るロードマップ [PDFファイル／153KB]