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わくわく教室いぶき「縄文土器作り」(いぶき焼き)を体験しました!!(吹上公民館)

印刷 大きく印刷 更新日:2025年8月5日更新
<外部リンク>

「縄文土器(いぶき焼き)」を作りました!!
 ~吹上地区公民館わくわく教室『いぶき』より~

縄文1
令和7年7月29日(火曜日)、吹上地区の小学生を対象に今年度初回となる、わくわく教室『いぶき』を開催しました。
今回も野中一郎先生を講師に、子ども達、そして保護者の方々が縄文土器に挑戦。
参加者それぞれが、思い思いの形状に作品に取り組み、楽しみました。

ところで、縄文土器の由来ともいえる縄模様には意味があるのを、皆さんはご存じでしょうか。
講師のお話によると、このように縄で表面に圧力をかけることで、焼く前の陶土が程よく締まり、焼き上がり後の強度を増すことが出来るとの事です。その後、時代が進むと「ろくろ」を用いた方法が定着し、焼き物は薄く、そして強く変化していきます。
それでもなお「縄文土器」のような素朴な焼き物に魅力を感じるのは、そこに「土と触れ合う温かさ」のようなものが込められているからでしょうか。
今回は縄目は付けませんでしたが、参加者が真剣に、また試行錯誤しながら「土」と向き合う姿を見て、その様な事を思いました。

1時間半ほどで、製作は終了。講座後のアンケートを見てみると、子ども達からは「自分が好きなように作れたのが楽しかった」「また来年もやってみたい」「焼きあがるとどのような形になるのだろうと想像しながら作れた」「自分の個性が出ていて、とても良く出来た」など、充実した時間が送れた模様。
また、保護者の方からは「子ども達のデザインやアイデアが、大人では想像できないもので驚いた」「親子で一緒に作れたことが良かった」「去年も参加したが、子どもの成長が感じられて良かった」と、親としての楽しみが伺える感想をいただきました。

本来、縄文土器はシンプルな素焼きのため、そのままだと水が染みてきてしまいますが、今回は造形した後、先生の方で加工し、花瓶やペン立てなど、色々な用途に対応できるようにしてくださることになりました。
これから野中先生の窯でこれらの作品を仕上げていただき、参加者にお渡しする予定です。
部屋に飾ったり、植木鉢にしたり、自分だけの作品を楽しんでいただければと思います。

ところで、今年度のわくわく教室『いぶき』は、まだ始まったばかり。
これからも魅力的な教室が開催されます。
まだ参加者枠に余裕がありますので、ご興味のある方は是非ご連絡ください。
(応募フォームではなく、直接お電話いただいても大丈夫です)

他の講座については、こちらをご覧ください!!
わくわく教室いぶき 参加者募集中

吹上公民館 0282-31-1792

活動の様子

縄文2縄文3縄文4縄文5縄文6縄文7縄文8縄文9

完成した作品群(水漏れ防止のため、表面に釉薬をかけてあります)

土器1土器2
土器3土器4
土器5土器6
(写真は参加者、および保護者の了解を得たうえで撮影・掲載しています)