ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 市政へのご意見 > 今までのご意見を読む > 交通・防災・生活安全に関すること > > [市政へのご意見・回答]ふれあいバス運賃改定の件

[市政へのご意見・回答]ふれあいバス運賃改定の件

印刷 大きく印刷 更新日:2020年1月31日更新
<外部リンク>

1.地域説明会の趣旨と運賃改定のプロセスは。
2.地区を超える一律200円は理解を示すが、地区内乗車200円は値上げであり、免許証自主返納もままならず承服できない。
3.75歳以上半額の根拠は。免許証自主返納者への無料化自治体があると聞いている。
4.定期券の発行はできないのか。
懇切な回答を望む

 今回の地域説明会は、本格運行を開始した平成26年以降、初めての大きな運賃体系の変更であることを踏まえ、市民の方に改正点を広く周知し、利用促進を図る目的で開催するものです。
 また、今回の運賃体系の見直しは、持続可能な地域公共交通を運営していくために行うものですが、事前に実施したアンケート調査や、地域公共交通会議の審議を経て、路線見直しと併せて行うものであります。
 今回導入する一律運賃は、従前からご要望の多かった居住地による不公平感の解消などを主な目的とするものであり、200円という額につきましては、現在の収支率を確保することを基本としつつ、市内民間路線バスの運賃や近隣市町の一律運賃なども参考にして設定しております。
 ご意見のありました同一地区内のみの利用者は、路線によっては相当のご利用があると認識しておりますが、ふれあいバスの収支率は他市と比較しても高いとはいえない現状でありますので、将来、末永く「ふれあいバス」を維持していくためには、皆様から一定のご負担をいただく必要がありますことに、ご理解を賜りたいと存じます。
 運転免許証の自主返納者への支援制度では、ご指摘のとおり、市営バス等を永年無料とする自治体があることは本市も認識しておりますが、本市といたしましては、もともと運転免許証を持たない方との公平性を保つ見地から、現在、ふれあいバス及び蔵タクの共通乗車券1万円分を交付することといたしております。今回の運賃の見直しにつきましては、運転免許証の自主返納者の平均年齢が75歳以上であることも踏まえ、こうした自主返納者への更なる移動支援を図る意味も含めて行うものであります。
 なお、今回の運賃の見直しでは、割引率の高い定期券及び一日乗車券の見直しも併せて行い、全路線乗り放題となります。販売につきましては、各路線を運行するバス事業者が行い、特に400円(75歳以上の高齢者は200円)の一日乗車券は、ふれあいバスの車内でも購入することができますので、是非ご利用くださるようお願いします。
 いずれにしましても、今回の運賃も含めたふれあいバスの運行内容の見直しは令和2年3月21日から実施いたしますが、利用状況や、市民の皆様のご意見・ご要望を踏まえ、今後も運賃や運転免許証自主返納者への支援の在り方について検討してまいります。
(令和2年1月)【担当課:交通防犯課】