台風による永野川の対策は進んでいますか。
どのような対策をするのか市政だよりなどで教えてください。
令和元年10月の台風第19号は、永野川上流部に設置されている鹿沼市上永野地区の雨量観測局において1日あたり約500ミリを超える降水量を記録し、市内複数の河川において堤防決壊や護岸の崩落など、甚大な被害をもたらしました。
特に、一級河川永野川では6箇所決壊したほか、複数の箇所で堤防を越水したことにより、河川からの水や土砂が市街地の広範囲に流出し、大規模な浸水被害が発生いたしました。
永野川の対策(復旧)についてでありますが、本河川は、栃木県が管理する一級河川であり、水害発生後は直ちに大型土のうを積むなど決壊した堤防に応急的な対応工事を実施しております。
その後、本格的な復旧工事の実施にあたり、国への災害復旧事業の申請手続きが進められ、国による査定(災害査定)を受けている状況であります。
また、本市では河川の災害復旧にあたっては、このような甚大な被害が再度生じることがないよう、抜本的な治水対策を講じていただくため、あらゆる機会を通して県に強く要望しているところです。
今後は、県による災害復旧工事の実施状況を踏まえまして、順次、復旧工事の概要について広報紙などを活用し、市民の皆様にお知らせしたいと考えております。
(令和2年1月)【担当課:道路河川整備課】