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[市政へのご意見・回答]市指定ゴミ袋及び氏名等を記載する現方式を廃止してほしい

印刷 大きく印刷 更新日:2023年12月6日更新
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 市指定ゴミ袋を廃止し、環境の観点からもレジ袋等の白色や半透明・透明の袋のリユースについて、市を挙げて奨励すべきと考える。また、指定ゴミ袋への氏名記載はプライバシーの侵害や犯罪利用の可能性がある。特定のゴミを出した家庭/人物の特定を容易にする現方式は即刻廃止を強く要望したい。

 燃やすごみ、ペットボトル・トレイ及びカン・ビンごみの市指定袋につきましては、透明度、厚さ等の規格を統一し、事故や収集効率の向上のために導入しております。
 ご指摘のとおり、レジ袋等の再利用は循環型社会への貢献として有効であると理解しておりますが、レジ袋等はそれぞれ透明度や厚さの規格が様々であり、透明性が確保できていない袋で排出されてしまった場合、収集時に袋が破れて内容物が飛散したり、ごみを適切に分別して排出しているかの判別に時間を要し、ゴミステーションの回収効率を下げ、迅速な回収が困難となります。

 本市では毎日数件以上分別の不備が発生している状態であり、中には収集にあたる作業員の負傷並びに収集車及びとちぎクリーンプラザの処理施設の火災に繋がる重大な事案も発生しており、それらの原因の多くは、混入した充電式電池やスプレー缶、ライター等によるものです。不透明な袋での排出により内容物が確認できない場合、上記の混入を防ぐことがより困難となってしまいます。
 収集車や施設の火災が発生した場合には、市全体のごみの収集及び処理する機能が低下、停止してしまうことが考えられます。

 以上の観点から、ごみを適正に処理するため、市指定袋の使用につきまして、ご理解をいただきますようお願いいたします。

 また、ごみ袋に自治会名及び氏名を記載いただくことにつきましては、氏名等の記載がありませんと、ごみを出された方が不明となり、適正な分別に繋がらなくなることから、ごみを適正に処理するために導入しております。
プライバシーの重要性につきましては十分理解しておりますが、先にも申し上げましたとおり、本市では分別の不備に起因した事故も発生していることから、ごみの排出者が責任をもって適正に分別、排出し、ごみを適正に処理するため、ご理解をいただきますようお願いいたします。
 なお、現に第3者からのストーカー等の被害にあわれている又はその可能性が予想される場合は、クリーン推進課にて個別に相談を受け、対応を検討いたします。

 また、排出するごみの種類に応じたプライバシーの対策につきましては、
 ・郵送物の伝票、レシートなどの氏名・住所・電話番号の記載のあるものはマスキングや裁断する。
 ・使い捨ての衛生用品はトイレットペーパーやティッシュペーパー、新聞紙などで包む。
 ・本市は午前8時30分までにごみをステーションに出していただくこととなっておりますので直前にステーションへ持ち込む。
 ・個人の機密文書で、裁断等をしてもなお、ステーションへ排出しては危険と判断した場合や大量の機密文書を処分しなければならない場合は、直接とちぎクリーンプラザ(栃木市梓町456-32)に持ち込む。(有料(10kgごとに250円)となりますが、指定袋に入れる必要はありません。ただし産業廃棄物は不可となります。)

 など個人で対応できる対策をお願いしております。

 (R5.7月)【担当課:クリーン推進課】