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[市政へのご意見・回答]HPV(子宮頸がん)ワクチンの接種(勧奨)時期を検討してほしい

印刷 大きく印刷 更新日:2023年12月6日更新
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 栃木市のHPV(子宮頸がん)ワクチンの接種について市のホームページで確認したところ、中学1年生になる年の4月に予診票が郵送されると知りました。
 厚生労働省では小学校6年生から高校1年生の女児が接種対象となっており、1年間個別送付が遅れることで知識取得機会や接種期間が短くなる等不利益が生じるため、時期の検討をお願いいたします。
 

 貴重なご意見ありがとうございます。
 ヒトパピローマウイルス(以後、HPV)ワクチンの定期接種期間につきましては、国の予防接種法施行令において「12 歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間」と定められております。
 そして、市町村が予防接種を行う際には、予防接種法第5条第1項の規定による「予防接種実施要領」に基づき行うこととなっておりますが、この要領で、標準的に望ましい接種時期として、HPVワクチンは「13 歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までの間を標準的な接種期間」と明記されていることから、本市においては、標準的な接種期間で接種ができるよう、中学1年生になる春に、予診票とともに勧奨通知をお送りしているところです。

 しかしながら、ご意見の通りHPVワクチンの定期接種期間は小学校6年生からであり、早い時期から子宮頸がんやHPVワクチンについて家族で話し合い、接種を検討することは、市といたしましても大切なことだと考えております。
 つきましては、来年からは、小学校6年生の春に送付する二種混合ワクチンの予診票とともにHPVワクチンのご案内を同封し、子宮頸がんは、ヒトパピローマウィルス(HPV)感染が主な原因であり、HPVワクチンの接種と検診で予防することができることや、予診票の送付は標準的な接種期間である中学校1年生の春となりますが、小学校6年生から定期接種での接種が可能であること、また、接種を希望する方には改めて予診票をお送りすること等を、きちんと周知してまいります。
 この案内により、ご本人やご家族の皆様には、子宮頸がんやHPVワクチン接種への理解を深めていただいた上で、不安な点をかかりつけ医に相談するなど、時間をかけて検討いただきたいと考えております。


 なお、現在、小学校6年生の方については、HPVワクチンのご案内をお送りできていないことから、早急に準備をし、9月中にはご案内をお送りいたしますので、よろしくお願いいたします。

 (R5.8月)【担当課:健康増進課】