昭和55年より約40年の長きにわたり、自治会を中心に火災予防を目的として地域の夜回りを実施し、地域住民の防火思想の普及と安全安心に貢献した功労に対して、感謝状を贈呈しました。
地域の夜回りは、昭和50年代に旭町三丁目自治会付近で火災が多かったことをきっかけとして、地域の有志により始められた活動であり、現在は自治会員約30名が中心となって、毎年火災が多い時季の2月上旬から3月上旬に毎日実施されています。
過去には、夜回り中、公園で火遊びをしていた若者に注意したことや、民家の庭先で消されたはずのたき火が再燃しているのを発見し、家主に注意したことなど、火災を未然に防いだ事例が数多くあり、この地域の火災は過去10年間で1件しか発生していません。
活動は、毎年テーマを決めて実施しており、平成31年は地域に空き家が多いことから、空き家火災に特に注意して見回るほか、特殊詐欺の注意喚起チラシを各家庭にポスティングするなど、積極的に自主防火防犯活動に取り組んでいます。