栃木市消防団女性分団では、現在17名の団員が地域防災の担い手として、防災訓練の参加や防火広報、防火診断などの火災予防啓発活動を行っています。
このたび、さらなる活動の場を広げるために、5名の団員が応急手当普及員養成講習を受講し、救急救命士の指導の下、1日8時間の講習を3日間に渡って実施しました。講習では、応急手当の指導に必要となる、医学的な知識を含めた座学に始まり、5人グループを実際に指導する実践的な指導技法を行うなど、内容の濃いものでありました。
講習の最後には、筆記と実技の効果確認試験が行われ、見事5名全員が消防長から、応急手当普及員認定を受けることが出来ました。
栃木市消防団女性分団では、今回認定を受けた5名の団員は、消防団員が受講する救命講習会の指導員として参加する予定です。また、受講できなかった団員についても、次回の講習開催を計画し、今後ますます応急手当の普及啓発活動を、積極的に取り組んで行きたいと考えています。
○開講式
○心肺蘇生法 実技及び指導法の講習
○止血法 実技及び指導法の講習