9月20日(金曜日)栃木市岩舟町地内 岩舟文化会館コスモスホールにて栃木市消防本部集団救急搬送訓練を実施しました。
この訓練は獨協医科大学病院、栃木県警察機動隊及び栃木警察署、小山市消防本部、佐野市消防本部、栃木市役所と栃木市消防本部との合同訓練で、152名の訓練参加人数を動員した大規模な訓練となりました。
大規模なテロ災害が発生した想定を行い、市消防本部による情報収集や現場活動だけでなく、近隣消防本部、各関係機関と連携した災害対応能力の向上を目的として実施しました。
【訓練概要】
岩舟文化会館コスモスホール内において、何者かが毒ガスを散布、刃物で切り付けながら逃走し、多数の負傷者が発生したとの想定とし、栃木市消防本部通信指令課は栃木県広域消防応援等計画に基づき、小山市消防本部、佐野市消防本部に出動を要請。傷病者救護を目的とし栃木県ドクターヘリを要請、さらに、テロ対応として栃木県警察栃木警察署から県警機動隊を要請。各関係機関との合同調整本部を設定し、連携しながら多数の傷病者を救出、救護し搬送するもの。
今回のような152名の訓練参加者を動員する大規模な訓練は普段実施することが難しく、貴重な訓練になりました。各関係機関の情報の共有及び連携強化を図ることができ、有意義な訓練が行えました。
開会式および合同指揮本部
屋内の検索および救助活動
負傷者・要救助者の搬送活動
応急救護所での活動
訓練終了後の検証