近年、救急車の出動件数・搬送人員数が増えるとともに、救急隊の現場到着時間が遅くなっています。理由としては、人口の高齢化を背景とした高齢者搬送人員の増加や、救急車の不適正利用などが考えられます。
救急車の出動要請を受けると、現場に最も近い救急隊が出動しますが、通報が重なり現場に近い救急隊が出動中の場合、遠方から別の救急隊が駆け付けることになり、現場までの到着時間が遅くなります。令和元年中では、救急車で搬送された方の42%が、医師の診察の結果入院を要しない軽症でした。
救急車には限りがあります、そのため、このままでは真に緊急を要し救急車を必要とする方への対応が遅れてしまい、救える命が救えなくなるおそれがあります。体調が優れないときは、早めに医療機関を受診してください。
傷病者の様子や事故の状況等から、緊急を要する場合には、迷わず119番通報をしてください!!
緊急を要する症状については、下記の総務省消防庁のホームページをご参照ください。
などの理由で、救急車を利用しないことが、市民の皆様の安心に繋がります。1分1秒が傷病者の今後の日常生活に大きく関わってくる可能性があります。緊急性の高い傷病者のもとに少しでも早く救急隊が到着できるよう、救急車の適正利用にご協力ください。
皆様の大切な命を救うため、救急車の適正利用にご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。
救急車を利用する際のポイントが記載してありますので、ぜひご覧ください☆彡
英語版、中国語版、韓国語版もあります。
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