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出血時の止血法

印刷 大きく印刷 更新日:2018年10月1日更新
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出血時の止血法01  一般に体内の血液の20%が急速に失われると出血性ショックという重篤な状態になり、30%を失えば生命に危険を及ぼすといわれています。したがって、出血量が多いほど、止血手当を迅速に行う必要があります。
出血時の止血法としては、出血部位を直接圧迫する直接圧迫止血法が基本です。

  • きれいなが-ゼやハンカチ、タオルなどを重ねて傷目に当て、その上を手で圧迫します。
  • 大きな血管からの出血の場合で片手で圧迫しても止血しないときは、両手で体重を乗せながら圧迫止血をします。

ポイント

出血時の止血法02

  • 止血の手当を行うときは、感染防止のため血液に直接触れないように、できるだけビニール手袋やビニール袋を使用します。
  • 出血を止めるために手足を細い紐や針金で縛ることは、神経や筋肉を損傷するおそれがあるので行いません。
  • ガーゼなどが血液で濡れてくるのは、出血部位と圧迫位置がずれている、または、圧迫する力が足りないためです。

[改訂3版 応急手当講習テキスト 救急車がくるまでに]より引用