上級救命講習会が開催されました

　去る平成30年9月8日（土曜日）、9日（日曜日）両日とも8時30分から12時30分まで、栃木第5地区コミュニティーセンターにて上級救命講習会が開催され、一般公募による受講者20名が、乳児・小児～成人に対する心肺蘇生法及びAED（自動体外式除細動器）の使用法や気道異物除去法、止血法、三角巾を使用した骨折時の手足の固定法、傷病者の搬送法などを2日間にかけて学んでいただき、受講者全員に講習修了証が渡されました。

　受講者は学校関係者、スポーツ団体の指導員、消防団員、学生など様々で、受講されたきっかけも、家族の為、資格取得の為、職場で有事の際に対応出来るようにする為など様々で、特に都内でハイヤー乗務に従事されている男性は、過去に就業中、地下鉄サリン事件や秋葉原無差別殺傷事件の現場に遭遇したことがきっかけに、自分に何が出来るかを考え、それから救命講習会に参加し始めた、という話が印象的でした。

　当消防本部では年4回の普通救命講習会（成人に対する救命処置）及び1回の上級救命講習会を、公民館等を会場として開催しています。

　開催のご案内は当ホームページまたは広報とちぎにて掲載しておりますので、ぜひご参加下さい。また、おおむね10名以上でしたら事業所・団体等でも開催可能ですので、ぜひお問い合わせください。