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予防救急を実践しよう

印刷 大きく印刷 更新日:2018年10月1日更新
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 毎年、救急車の出動件数は増加傾向にあります。栃木市の平成25年中の出動件数は、5,376件、平成29年中の出動件数は6,700件と5年間で約1,300件増加しています。そこで、皆さんに「予防救急」をご紹介させて頂きます

「予防救急」って何?

 予防救急とは、防げるケガや事故を日頃から注意し心がける意識や行動をすることを言います。では、どんなものがあるのか下記を参考にして下さい。

高齢者版

転倒事故

予防策

  • 階段には手すりや滑り止めをつけるなどの工夫をしましょう。
  • なるべく段差を減らしましょう。
  • 歩きやすい服装や靴を履きましょう。
  • 廊下や階段などに物をたくさん置かないようにしましょう。  

溺水事故

予防策

  • 長湯や高温浴は避けましょう。
  • 家族が同居している場合はこまめに声をかけてください。
  • 1人暮らしの方はタイマーをかけ長湯を控えるなど工夫してみましょう。  

窒息事故

予防策

  • 食材はできるだけ小さくし、一口の量を少し減らしましょう。
  • 水分補給をしながらよく噛みましょう。
  • 家族が同居している場合はできるだけ家族と一緒に食事をしましょう。  

落下事故

予防策

  • ベッドに柵をつけるなど工夫しましょう。
  • ベッドの両側にはクッション性のあるマットなど敷いておくのも良いでしょう。
  • 家族と同居している際には時々様子を見て下さい。

 以上の4項目は特に多い事例です。本人だけではなく周りの家族も一緒に予防救急を心がけてください

子供版

誤飲・誤食

 ペットボトルのキャップやボタン電池、タバコなど子供は口の中に入れてしまいます。保護者の方が気をつけていても予想外の行動をするのは日常茶飯事だと思います。

予防策

  • 子供の手の届くところには、物を置かないようにしましょう。
  • 引き出しなどには、安全ロックなどを付けると良いでしょう。
  • タバコは絶対に子供の手の届かない場所に置き、しっかり管理しましょう。  

火傷

 子供を抱きかかえたりおんぶしながら料理するお母さんもいらっしゃるかと思います。少し前までは、手が届かなかった距離も日々成長している子供達はいつの間にか届くようになっています。

予防策

  • 取っ手のある食器は、子供の手が届きにくい向きにして置きましょう。
  • 熱い料理は子供から離れた場所に置きましょう。
  • テーブルクロスなどは避けると良いでしょう。  

入浴事故

 子供だけの入浴は溺れる危険があります。また、水やお湯のためっぱなしは特に危険です。 

予防策

  • 小さな子供だけでの入浴は避け、できるだけ大人も一緒に入りましょう。
  • 剃刀や入浴剤などは子供の手の届かない場所にしまいましょう。
  • 入浴が終わったら浴槽の水は抜いておきましょう。

 子供は、とても好奇心旺盛で大人では思いつかない事も行ってしまうことが多々あるかと思います。お母さんもお父さんも日頃から十分注意されてると思いますが、この機会にもう少し予防できることはないかご夫婦で話し合ってみて下さい。お子様の安全グッズもたくさんあるのでお買い物ついでに見てみるのも良いでしょう。

 高齢者や子供のためだけでなく皆さんのためにも出来る予防策はたくさんあります。家族やお友達などたくさんの方と皆さんの予防救急について話し合ってみて下さい

 予防していても予想外の事故は起きるものです。救急車が必要であればすぐに119番通報してください!

予防救急