栃木市消防署では、7月9日から17日の間、解体予定の栃木市役所入舟庁舎を利用し地震災害対応訓練を実施しました。
この訓練はブリーチングと呼ばれ、震災現場などで、建物の倒壊により生き埋めになった人を探し出し、救出するための開口部を作成するものです。
大きく2種類あり、1種類目の「クリーンブリーチング」は助けを求める人が近くにいる場合に行い、コンクリート片等の落下物を最小限にし、開口部の作成中に助けを求める人に与える影響を少なくする方法です。
2種類目の「ダーティーブリーチング」は近くに人がいない場合に行い、できる限り早く開口部を作成するものです。
そのほか、扉を破壊し開口部を作る訓練や、消防設備を分解し構造を確認する講習等も行いました。