平成10年から運用しておりました栃木市消防署配備の水槽付消防ポンプ自動車が更新され、令和3年3月18日より運用を開始しました。
この車両は、今までのタンク車より車内の高さが高くなっていて、後部座席の室内高さは180センチあります。さらに、多くの収納スペースを確保しているため、救急支援活動ですぐに必要なAEDなどの多くの資器材をキャビン内に収めることができ、効果的な活動が可能となります。
積載している資器材は、密集地等における木造住宅大規模火災等に有効な、毎分2,000リットルの放水が可能な放水銃を装備しております。
また、あらゆる災害に対応できるように、交通事故により挟まれた要救助者を救出したり、重量物を排除したりする油圧救助器具や、鉄板や鉄筋を切断するエンジンカッターなど多くの資器材を積載しております。
今後訓練を重ね、導入された車両、資器材を最大限に活用し、栃木市民の安心、安全を守っていきたいと思います。